日々忙しい中、勉強を継続するのは大変です。そんな中でも、同じ目標に向かって共に努力出来る仲間がいれば頑張れるものです。ここではそんなStudy Groupについて見ていきましょう。
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なぜ勉強仲間(Study Group)が重要なのか
ペースメーカーになる
自分一人で勉強するのはとても大変です。最初に計画を立てても、多くの場合は計画倒れになることが多いです。そんな時に一緒に戦う仲間がいると、辛い時でも「あいつも頑張っているんだ」と踏ん張れます。自分を勉強する気にさせる状況作りが重要です。
勉強仲間がペースメーカーとして機能する理由として、まず、仲間との競争や比較が刺激となり、自分の勉強意欲を高められることが挙げられるでしょう。互いに学習の進み具合を報告し合うことで、自分のペースを保つだけでなく、仲間の進捗に触発されて自分も積極的に取り組むことができます。
疑問点を議論できる
CFAは英語で勉強しなければならないこともあり、一人だとなかなか理解が進まないケースがあります。そんな時に疑問点を仲間と一緒に議論することで、より理解が進みます。一人で学ぶ場合、分からない問題をそのままにしてしまったり、調べるのに多くの時間がかかったりと効率的ではありません。同じ目標を持つ仲間がいるのですから、ぜひ互いに知恵を持ち寄って学んでみてください。
また、疑問点を共有することで、他の仲間の知識や情報を得ることができます。彼らが異なる経験や専門知識を持っている場合、自分が見落としている情報や解決策を提供してくれるかもしれません。
自分の言葉で説明することで理解が進む
Study Groupでは、各人の担当セクションを決めて解説し合うケースがあります。その際に、自分が担当した箇所は人に説明したということもあり理解がとても進み、試験日でも忘れずに覚えていることが多いです。やはり記憶に残りやすいんですよね。「あ、これはあの日に皆で一緒に勉強したやつだ」と当日思い出せたら勝ったも同然です。
Study Groupに参加する
当サイトで運営するStudy Groupに参加する
当サイトでは、LineのオープンチャットでCFA受験者・合格者のコミュニティを運営しています。疑問点を解消し合ったり、不定期で勉強会を開催したりしています。「コミュニティ内でこんなことをしてほしい!」という要望も募集中!
匿名で参加できますので、是非お気軽にご参加ください!
CFA Society Japanが企画しているスタディ・グループ・キックオフに参加する
日本CFA協会では、約2か月に一度の頻度で受験者のためのオープンスペースを開催しています。ここでは、試験や勉強方法の情報交換を行うことができ、スタディグループ結成及び編成の場としても使うことができます。
以下は2023年3月に行われたオープンスペースの例です。是非、最新の情報を確認して参加してみてください。
社内で勉強している人を探す
社内の共有スペースなどで勉強していると、「何を勉強しているの?」と聞かれることがあります。そんな時は隠さずにCFAを勉強していると言いましょう。そうすると、「●●さんも受ける予定らしいよ!」と仲間を見つけられることがあります。社内の場合、集まって勉強するのも簡単ですし、仕事の合間の休憩時間にも協力して勉強が出来ます。
まずStudy Groupで決めること
試験日までの勉強スケジュール
各自、勉強仲間を見つけたら試験日までの勉強スケジュールを決めましょう。大体、試験残り1ヶ月前までには一通りテキストが終わるようなスケジュール(2ヶ月前だと更に良い)にすると良いでしょう。アウトプット期間として、当日の試験と同じ状況で問題を解く訓練をしていくのがおすすめです。
利用するテキスト
利用するテキストを勉強会参加者で決める必要があります。当サイトではSchweserのStudy Noteを勧めています。様々なテキストがありますが、圧倒的なシェアを誇るSchweserが最良だと当サイトは考えています。
集まる頻度と勉強場所(貸し会議室等)
どの頻度で集まって勉強するかも重要な要素になります。zoomなどのオンラインツールを活用しながら、定期的に集まって勉強をすると良いと思います。zoomなどが広まる以前は、土日のどちらかに毎週貸会議室等に集まって勉強するのが王道でした。勉強仲間の中で無料で提供可能な場所がある場合はそこを利用するのも良いでしょう!
Study Groupで何を勉強するか
CFA協会が提供する練習問題/過去問
基本的には毎週担当を決めて練習問題をStudy Groupで解説していくのが良いでしょう。問題はCFA協会がホームページ上で提供している問題集やMock Examを利用するといいと思います。解説する中で分からない点をSchweserのテキストを用いて学ぶという格好です。やはり、当日の問題に近いもので練習しておくのが良いと思います。
参加者の疑問点を議論
参加者が疑問に思う点をざっくばらんに質問し合い、分かる人が答えるという格好で進めると良いかと思います。勉強会で出た話題は記憶に残りやすいのでとても効果的です。一人で悶々と悩むよりも効率的に学習も進めることが出来ます。