2025年5月 Level 2に見事合格されたJuneさんとの対談動画です!
新卒から約8年間、日系の金融機関に勤務!
(4年前から米国在住、これまで主にテッド製の金融商品を扱う)
FA-Academyと共に勝ち取ったLevel 2 合格秘話です!
Contents
対談動画
導入(0:00)
- 2025年5月 Level 2 に見事合格したJuneさんに合格秘話を伺います!
Juneさん自己紹介(0:11)
- 新卒から約8年間、日系の金融機関に勤務(4年前から米国在住)。これまで主にテッド製の金融商品を扱う。
CFA資格の受験を決意した理由(0:40)
- 受験を決めた理由は大きく二つ。
- 一つ目は、これまで約8年間ずっとテッドの金融商品だけを扱ってきたため、他の金融アセットに関する知識を身につけたいと考えていた点。CFAはまさにそれを学べる機会であると感じた。
- 二つ目は、4年ほど前からアメリカに在住しており、せっかくなら滞在中にグローバルに認知されている資格を取得したいと思った点。当初は現地の社会人向けMBAも検討したが、業務との両立や経済的な負担を考慮すると難しいと判断した。
- その一方で、CFAは国際的にMBAと同等の評価を得ており、現地の金融業界の人々と話しても非常に認知度が高いことから、挑戦を決意した。
Level 2 受験を決意してから合格までの動き(1:57)
- 2024年11月に一度レベル2を受験したが、不合格となり、今回再受験の上で合格することができた。これらの経験を踏まえてお話ししたいと思う。
- 利用した教材は、FA-Academyの要点集動画とQAのサービス。テキストはSchweserを使用し、問題演習にはCFA協会がオンラインで提供しているPractice Problemsを活用した。
- 最初の受験時は、4月か5月頃から学習を始め、約半年かけて準備を行った。レベル1と同様に、要点集の動画を視聴し、テキストを読み、必要に応じて自作のノートを作成し、単元ごとにPractice Problemsを2周ほど解いた。試験直前にはMock Exam試験も実施したが、残念ながら不合格となった。
- 振り返ると、レベル2は非常に範囲が広大であり、ただテキストを読むことやノートを作ること、問題を解くことに追われてしまい、大枠の流れをつかみつつも細かい部分や正確な定義を固める余裕が不足していたように思う。
- 再受験に向けては、細部まで理解を深めることに重点を置き、Mock試験も十分に時間をとって繰り返し復習するようにした。その結果、無事に合格することができた。
- 問題が解けるだけでは不十分であり、解答の根拠や背景を正確に理解しておく必要があると感じた。
- また、短期的な記憶で一度は解けたとしても、時間が経つと知識が定着していないことが多く、理屈や定義をしっかり頭に入れる重要性を痛感した。
Level1と2の違いについて(5:03)
- レベル1は180問の出題があるため、多少のミスがあっても他の問題でカバーできる面があると個人的には感じている。一方、レベル2は範囲が非常に広いにもかかわらず、問題数が88問しかなく、結果として出題内容のボラティリティが高く、内容が読みにくい試験であると考えている。
- そのため、確実に公式の定義や理屈を理解し、精度の高い知識を積み重ねる必要があると感じている。もちろん試験全般に言えることではあるが、特にレベル2ではその重要性が際立つと思う。
- 180問中の1問のミスと、88問中の1問のミスとでは、影響の大きさが大きく異なる。さらに、レベル2は前半・後半それぞれに大問が11問ずつあり、一つの対問が4つの小問で構成されている。
- そのため、苦手なテーマが対問として出題されると、関連する4問をまとめて失点するリスクがある。仮に全体の8割から9割をしっかり理解できていても、残り1割の弱い部分が出題されると、一気に複数問を落としてしまうという非常にシビアな試験であった。
- 私自身も、初回受験の際は理解度が全体で7割程度で臨み、その2〜3割の部分が試験本番で多く出題され、結果として不合格となったという経験がある。
苦しい時はあったか/その時どう乗り越えたか(7:05)
- 先ほどの話とも関連するが、やはりレベル2は範囲が膨大であるため、各単元について大枠の流れ、いわゆるマインドマップを把握し、その中で復習を重ねながら細かい知識を積み上げていくことが重要であると考えている。
- しかし、実際にはその大枠を頭に定着させることが難しく、一つの単元を学習して問題を解いても、しばらく時間が経つと内容を忘れてしまうことが非常につらい点であった。
- 2回目の受験に際しては、特にいわゆる「忘却曲線」を意識し、学習した内容をできるだけ時間を空けずに細かく復習することを心がけた。具体的には、翌日・1週間後・1か月後・3か月後といったタイミングで、短時間でも復習を繰り返すことで、短期記憶を長期記憶へ移行させ、知識の定着率を高めることを意識した。
- この方法は非常に効果があり、範囲が広く細かい知識が問われるレベル2においては特に有用だと感じている。復習の具体的な方法として、翌日の復習は前日に間違えた箇所を自作ノートで確認することが中心であった。一方で、少し時間が空いた場合や理解が不十分だと感じる単元については、FA-Academyの要点集動画を2倍速で視聴し、大まかな流れを短時間で再確認するようにしていた。
- 2倍速であれば、1単元あたり15分程度で見直しができるため、効率よく学習内容を思い出すことができた。この方法は非常におすすめできるものであり、今後学習を進める方にもぜひ取り入れてほしいと思う。
FA-Academy のどこが良かったか(9:57)
- レベル1/レベル2と、これまで一貫して要点集の動画とQAサービスを活用してきた。これらの教材は非常に役立っており、大変ありがたく感じている。
- 特に良かった点としては、テキストを読み進める前に、大まかな流れを第一言語である日本語で把握できることが非常に効率的であったことである。
- また、一つの単元を学習し終えたタイミングや、少し時間が空いてしまった際に動画を見直すことで、理解を深めることができた点も大きかった。
- レベル2の試験について言えば、多くの受験者が苦手とするDerivativesやFixed Incomeといった分野は、英語のテキストだけでは理解が難しい場面も多かった。
- しかし、レベル2の動画は非常に丁寧で分かりやすく、何度も繰り返し視聴することで、これらの単元も確実に得点でき、結果的に7割以上の正答率を取ることができた。本当にありがたかったと感じている。
これからLevel 2に挑む方へ一言(11:45)
- レベル2は範囲が本当に広く、特に社会人として働きながら学習を進める方や、ご家庭をお持ちの方にとっては、時に非常に苦しい場面もあるかと思う。
- しかし、試験そのものは奇をてらった問題や、極端に複雑な出題が多いわけではなく、暗記だけに頼らずに理解を一つずつ積み上げていけば、着実に合格へ近づく試験であると感じている。
- ぜひ学習を続けて頑張っていただきたい。心より応援している。
Juneさん有難う御座いました!Level 3も頑張りましょう!