CFA Instituteより、2027年2月以降のCFA試験から受験延期(Deferral)制度の廃止の発表がありました。以下、CFA協会のプレスリリース内容を掲載致します。

CFA協会プレスリリース内容

CFA Institute will change its deferral policies beginning with the 2027 exam administrations

5 March, 2026 CharlottesvilleUnited States

2027年2月の試験サイクル以降、CFA InstituteはCFAプログラム受験者向けの有料延期(Paid Deferral)オプションを廃止します。

予定されている試験を受験しないことを選択した受験者は、登録料を失い(返金なし)、次回以降の試験を受ける場合には、その時点で適用される登録料金で再登録する必要があります。

有料延期制度は、COVID-19パンデミックの期間中に導入されました。

当時は、

  • 緊急延期の申請が急増したこと
  • 試験会場のキャンセルに関する情報が錯綜していたこと
  • 各国の規制が頻繁に変更されていたこと

などにより、個別の延期申請を承認することが現実的ではなくなっていたためです。

有料延期制度は、そのような不確実な状況の中で、試験を受験できない、または受験を見送りたい受験者にとって便利な選択肢となっていました。しかしその後、世界的な試験環境は正常化しました。

CFAプログラムの試験運営も進化し、受験者に対して

  • より多くの試験日程の選択肢
  • より多くの試験会場
  • 拡大された試験サイクル

が提供されるようになりました。その結果、有料延期の必要性は低下しました。

また、CFA Instituteのデータでは一貫して、初めて受験する受験者と少なくとも一度延期した受験者の試験結果には顕著な差があり、延期した受験者の合格率は大幅に低いことが確認されています。

さらに、試験登録およびスケジュールの選択肢が拡大したことに伴い、生命に関わる合併症がある場合を除き、妊娠は緊急延期(Emergency Deferral)の対象理由から除外されます。

ただし、試験当日に特別な配慮が必要な妊娠中の受験者に対しては、CFA Instituteが必要なサポートを提供します。

この新しい延期ポリシーは、2027年2月以降に予定されているCFAプログラム試験に適用されます。

それ以前に実施される試験については、現行の延期ポリシーが引き続き適用されます。

出所:CFA Institute