【税理士試験合格から次の挑戦】仕事と両立し、AIも活用してCFA Level1に合格した勉強法

今回は、事業系ファンドでM&Aや買収後のPMI、企業価値向上に携わっているTTさんにお話を伺いました。
2025年の税理士試験合格を機にCFAへの挑戦を決め、2026年8月のCFAレベル1試験に見事合格されました。
仕事と学習を両立するための工夫や、AIを活用した問題演習、直前期に気づいた要点集の重要性など、CFA受験生の皆さんにとって参考になる内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
対談動画(YouTubeリンク)
自己紹介/CFAを受験したきっかけ
現在、社会人13年目で、事業系ファンドでM&Aの投資先の検討や買収の実行、買収後のPMI、企業価値向上に携わっています。
2025年11月に税理士試験の合格が分かりました。ただ、今後のキャリアとしては、税理士事務所で税理士業務を行うよりも、ファンドの仕事を中心にしていきたいと考えていました。
そこで、金融や経済の知識の幅を広げたいという思いから、次に学ぶ資格を探し始めました。
また、日本国内の資格だけでなく、グローバルでも通用する資格に挑戦したいと考えていたため、CFAに興味を持ち、受験を決めました。
受験を決意してから試験日までにやったこと
税理士試験の合格が分かった11月末から、次に何を勉強するかを考え、12月初めにはCFAについて調べ始めました。
公式教材も試験も英語だと知りましたが、私は英語があまり得意ではなかったため、日本語で学習できる予備校のサポートが必要だと考えました。
YouTubeでCFAについて検索したところ、FA-Academyの動画を見つけました。
資格試験に挑戦する際に重視しているのは、限られた時間の中で、できるだけ効率よく合格することです。
仕事やプライベートがあり、家族の理解も必要です。受験費用もかかるため、できるだけ遠回りせず、確実に合格を目指したいと考えていました。
最初に見たのは、財務諸表分析の講義動画です。税理士試験で学んだ分野でもあったため、どのように説明されているのかに注目していました。
ストーリーに沿った説明と、マインドマップで順序立てて確認できる構成が分かりやすく、好印象を持ちました。
さらに、公式のPractice Problemsも日本語で解説されていると知り、インプットだけでなく、問題演習の段階でもサポートを受けられることが決め手になりました。
学習を始めたのは2025年12月です。まず12月と1月の2か月間で、要点集と講義動画を使って全10科目を一巡しました。最初に全体像を把握したかったため、この段階では問題演習よりも動画視聴を優先しました。
2月からPractice Problemsに取り組み始めましたが、仕事が忙しくなり、最初の一巡を終えるまでに5月頃までかかりました。難しい問題は一部飛ばしていたため、6月と7月でもう一巡し、約1,600問すべてに取り組みました。
問題演習にはGoodNotesを使い、理解が難しい箇所はNotebookLMも活用しました。解説を自分に分かりやすい形に整理し、ノートへ補足しながら学習を進めました。
8月に入ってからは、Mock Examに取り組みました。
私の場合は、**全8回分の模試をClaudeで科目別に整理し、問題集として使う方法を取りました。**各科目から1日20問ずつ、合計約200問を解く形で進め、日本語の解説作成にもClaudeを活用しました。
直前期は、要点集を読んで模試の問題を解くことを中心に、Practice Problemsで苦手だったテーマも重点的に復習しました。
苦しい時をどう乗り越えたか
苦しかったのは、Practice Problemsに進んだとき、分からない問題が多く、難しく感じたことです。
最初に講義動画で全体を学んでいても、実際に問題を解くと理解が足りない部分があり、心が折れそうになることもありました。
そこで、教材の解説だけでは理解しきれない箇所については、NotebookLMなどのAIも使い、自分が納得できる説明に整理していきました。
また、Mock Examに取り組んだことで、学習の優先順位が見えてきました。
Practice Problemsには難しい問題もありましたが、模試には比較的シンプルな問題もあり、まずは基本となる重要論点を確実に押さえることが大切だと気づきました。
その重要論点がまとまっていたのが、要点集でした。
8月は、**要点集に書かれている内容を理解し、覚えることを優先しました。**要点集にない内容に出会ったときは、必要に応じてメモを追加し、復習に使いました。
模試を通じて要点集の重要性に気づけたことが、最後の学習を進めるうえで大きな助けになりました。
FA-Academyの良かった点と活用方法
良かったのは、講義がストーリーに沿って進み、マインドマップで知識のつながりやロジックを確認できる点です。
個々の内容を覚えるだけでなく、順序立てて理解できる構成が、自分に合っていました。
また、**公式のPractice Problemsを日本語で解説している点も魅力でした。**英語があまり得意ではない自分にとって、問題演習でも日本語の解説を使えることは心強かったです。
要点集は、直前期の学習の軸になりました。模試を解いて重要な論点を確認し、要点集へ戻ることで、優先して身につけるべき内容を整理できました。
Ethicsの特訓会も、アーカイブを全回視聴しました。
**食事中や入浴中、通勤中など、日常の隙間時間に繰り返し視聴していました。**参加者のやり取りも面白く、楽しみながら学習を続けられたことが良かったです。
CFAレベル1に挑む方へ
自分の学習を振り返って一番お伝えしたいのは、Mock Examにもっと早い段階で取り組むことです。
私の場合、Practice Problemsを難しく感じていたため、その復習に時間をかけ、模試を始めたのは8月になってからでした。
しかし、模試を解くことで、基本となる重要論点と、細かい論点の違いが見えてきました。そして、重要論点を押さえるために、要点集がどれほど大切かに気づきました。
もっと早く模試に取り組んでいれば、学習の優先順位を早い段階で整理できたと思います。
まずは、要点集に書かれている内容をしっかり理解し、覚えること。そのうえで、問題演習を通じて理解が足りない部分を見つけ、補強していくことが大切だと感じています。
すべての細かい論点を完璧にしようとするよりも、基本となる重要論点を確実に身につけることを意識してほしいと思います。

















