今回は、証券会社でファンドのマーケティング業務に携わるYasuさんにお話を伺いました。

日本の証券アナリスト資格を取得した後、幅広いアセットクラスについて、より深く体系的に学びたいと考え、CFAへの挑戦を決められました。

2025年11月のレベル2初回受験では、英語での専門的な学習やモチベーションの維持に苦戦。その後、学習方法を見直し、2026年8月の再受験で見事合格されました。結果は、8科目で70%を超える成績でした。

初回の模試は約40%。その後も70%に届かない中で、どのように学習を続け、合格につなげたのでしょうか。

試験約3か月前までに学習範囲を一巡するスケジュール、模試の誤答を繰り返す復習方法、直前1週間で未習得の論点を補う工夫など、CFA受験生の皆さんにとって参考になる内容です。

ぜひ最後までご覧ください。

対談動画(YouTubeリンク)

 

自己紹介/CFAを受験したきっかけ

現在、証券会社でファンドのマーケティング業務を担当しています。

ファンドの販売促進に向けた情報提供や、お客様先での提案などを行っています。

CFAの学習を始めたのは、カリキュラムを通じて、さまざまなアセットクラスの商品について体系的に学べることに魅力を感じたためです。

日本の証券アナリスト資格は以前に取得していましたが、さらに幅広い内容を、もう一度深く勉強したいと考え、CFAへの挑戦を決めました。

受験を決意してから試験日までにやったこと

初回受験では、英語での理解とモチベーション維持に苦戦

レベル2の受験は、今回が2回目でした。

最初に受験したのは2025年11月です。そのときは、別の学習プロバイダーの教材を使い、英語の動画を中心に勉強していました。

教材自体は良かったと思います。ただ、私の場合は、専門的な内容を英語で学ぶと、どうしても理解が浅くなってしまうところがありました。

また、一人で勉強していたため、試験前にモチベーションが下がってしまいました。

結果として、70%を超えた科目は1科目だけでした。そこから、再受験に向けて学習方法を見直すことになりました。

1月頃に学習計画を立て、試験約3か月前までに一巡

再受験に向けて、1月頃に講師の方と学習スケジュールを立てました。

約3日で1トピックを進めるペースで、要点集とPractice Problemsに取り組みました。

実際に始めてみると、スケジュールについていくことで精いっぱいでした。十分に理解しきれていない部分もありましたが、遅れないように学習を続け、5月中旬頃までに一通り終えました。

一巡した時点では、基本的な内容は理解できていても、複雑な計算問題や難しい論点になると、自分だけでは解けないことがありました。

解答を見れば理解できる問題もあれば、解説を読んでも分からない問題も残っている状態でした。

それでも、すべての論点に一度は目を通していたことが、その後の復習や直前期の追い込みにつながったと思います。

初回の模試は約40%。6セット取り組んでも70%には届かず

試験約3か月前から、Mock Examに取り組み始めました。

初回の得点は約40%でした。その後、演習と復習を重ねて少しずつ点数は上がりましたが、6セットに取り組んでも、最後まで70%を超えることはありませんでした。

最終的にも60%台後半という状況で、本番を迎えることになりました。

本来は、Practice Problemsなども一通り復習したかったのですが、そこまで手が回らず、模試を中心とした復習になっていました。

直前1週間は休暇を取得し、誤答と未習得論点を集中復習

最後の1週間は、休暇を取得して集中的に勉強しました。

模試で間違えた問題の中から、繰り返し復習したい数十問をピックアップし、毎日取り組みました。

その結果、模試の既出問題に限れば、試験前には約9割を理解できていると感じられる状態になりました。

一方で、模試だけでは学習範囲を十分にカバーできないとも感じていました。

そこで、公式や用語をまとめた資料、EthicsのQ&A、要点集にはあるものの模試には出ていない論点を整理した資料なども活用しました。

模試の誤答を復習しながら、それ以外の論点にも目を通し、理解が不足している部分を少しでも埋めるようにしました。

この最後の1週間で、知識をかなり積み上げられたと思います。

ただ、1週間だけで合格できたというわけではありません。それまでに全体を一巡し、基本的な内容を学んでいたことが、直前期の復習の土台になりました。

レベル2では、暗記だけでなく説明できる理解を重視

レベル1と比べて感じたのは、レベル2では、暗記だけでは対応しにくいということです。

レベル1では、十分に理解できていなくても、暗記によって対応できる部分がありました。

しかし、レベル2では、問われ方が少し変わっても、自分で説明できるくらいに理解していないと、問題を解くのが難しいと感じました。

そのため、一つひとつの論点をしっかり理解し、分からない問題をそのままにしないことを意識しました。

本番では、初めて見る問題や、十分に手を付けられていなかった内容もありました。改めて、模試だけでは足りないと実感しました。

試験直後は、はっきりとした手応えがあったわけではありませんが、ある程度はできたと感じていました。

結果として、8科目で70%を超え、Ethicsも70%を超える成績で合格できました。

苦しい時をどう乗り越えたか

一番苦しかったのは、模試の点数がなかなか伸びなかった時期です。

勉強を続けていても、思うように得点が上がらず、試験が近づくにつれてモチベーションが下がることもありました。

それでも、学習を止めずに続けました。

また、講師の方から、進捗状況や得点についてアドバイスをいただけたことも支えになりました。

今の状況をどう捉え、どこまで引き上げることを目指すのかが具体的になったことで、最後まで取り組む気持ちを保てました。

点数が伸びない時期でも、間違えた問題や理解が不足している論点を、一つずつ埋めることが大切だと感じています。

最後まで諦めずに取り組んだことが、今回の結果につながったと思います。

FA-Academyの良かった点と活用方法

特に助けになったのは、日本語で勉強できることと、押さえるべきポイントが整理されていることです。

以前は英語中心で学習していたため、専門的な内容を十分に理解しきれない部分がありました。

日本語で内容を確認できることで、理解を深めながら学習を進めやすくなりました。

要点集も、全体を学ぶ際の中心的な教材として活用しました。

直前期には、公式や用語のまとめ、EthicsのQ&A、模試に出ていない論点を整理した資料なども使い、学習の穴を補いました。

また、同じ試験に向けて頑張っている受講生がいることも、心強かったです。

直接お話しする機会はなくても、DiscordのQ&Aや交流チャンネルを見ると、同じ目標に向かって学習している方がいると感じられました。

講師の方からのアドバイスと、他の受講生の存在が、モチベーションを維持する支えになったと思います。

これから利用される方には、要点集や模試に加えて、補足資料やコミュニティも含め、サービスを十分に活用していただきたいです。

CFAレベル2に挑む方へ

模試の点数が思うように伸びなくても、最後まで諦めずに取り組んでいただきたいです。

間違えた問題を復習し、理解が不足している論点を少しでも埋めていくことで、最後まで力を伸ばせると思います。

ただし、直前の追い込みを活かすためには、それまでに基本的な内容を理解し、全体に一度は目を通しておくことが大切です。

私の場合も、試験約3か月前から模試に取り組めたことが、最後の復習につながりました。

もし可能であれば、試験直前にまとまった学習時間を確保することも有効だと思います。私は最後の1週間に休暇を取得し、誤答や未習得の論点に集中できたことが良かったと感じています。

FA-Academyを利用される方は、教材やサポートをぜひ使い倒していただければと思います。

最後まで諦めずに、頑張ってください。

Yasuさん、対談ありがとうございました!
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