【事業会社・IR経験/USCPA合格】AoさんがCFA Level3に一発合格!日本語要点集とEssay特訓会・生成AIを活用した勉強法

今回は、一般事業会社に勤務し、IR部門での経験をきっかけにCFAの学習を始められたAoさんにお話を伺いました。
USCPAの学習で会計知識を身につけた後、「仕事で対話する投資家の方々が、どのような視点で企業を見ているのかを知りたい」と考え、CFAへの挑戦を開始されました。
2024年5月にレベル1へ合格。レベル2では一度不合格を経験しましたが、日本語の要点集と問題演習で学習を立て直し、2025年11月に合格されました。そして、2026年8月のレベル3では、見事一発合格を果たされました。
レベル3の学習中には部署異動もあり、試験1か月前まで合格への不安があったといいます。
その中で意識したのは、知識を覚えるだけでなく、「問われたことに的確に答える」というEssayの解答の型を身につけることでした。
日本語要点集によるインプット、Essay特訓会でのフィードバック、生成AIを使った一問一答形式の練習など、レベル3の合格を目指す方に参考になる内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
対談動画(YouTubeリンク)
自己紹介/CFAを受験したきっかけ
現在、社会人6年目で、一般事業会社に勤務しています。
今はジョブローテーションで別の部署にいますが、以前はIR部門に所属していました。
そのときに、USCPA合格後の次のステップとして、CFAの勉強を始めました。
USCPAの学習を通じて、会計の知識は身につけることができました。
一方で、IRの仕事で対話している投資家の方々が、どのような世界を見ているのかにも興味がありました。
企業の会計を理解することに加えて、投資家側の考え方も学びたいと思ったことが、CFAを受験したきっかけです。
受験を決意してから試験日までにやったこと
レベル1を受験したのは、2024年5月です。
USCPAの勉強を終えた直後で、学習期間は約2〜3か月でした。
USCPAで学んだ会計知識を生かせたため、レベル1は比較的スムーズに合格できました。
債券やデリバティブは新しく学ぶ内容でしたが、自分にとっては、それも面白いと感じながら勉強できました。
日本の予備校も利用していましたが、実際には、CFA協会の学習システムであるLESの問題に取り組むことが中心でした。
その翌年、2025年5月にレベル2を受験しました。
レベル1では予備校の教材をあまり使わなかったため、レベル2は独学で進めることにしました。
CFA協会の英語テキストを使って勉強していたのですが、自分にとっては、英語で内容を理解していくことの負担が大きかったと思います。
特に、クオンツや数学に苦手意識があり、その分野はほとんど対策できないまま受験してしまいました。
結果は不合格でした。
一度はCFAの受験自体を諦めようかとも思いましたが、今度はしっかり対策したうえで挑戦しようと考え、FA-Academyに相談しました。
8月頃から学習を立て直し、11月の再受験に向けて、約3か月間勉強しました。
2回目は、日本語の要点集で内容をきちんとインプットし、その後に問題演習へ取り組みました。
初回で十分に対策できなかったクオンツも含め、一つずつ学習を進めていきました。
前回の受験から時間が空き、忘れてしまっていた部分もありましたが、要点集があったことで、復習のしやすさは大きく変わりました。
その結果、2025年11月の試験で、レベル2に合格できました。
レベル3については、レベル2の結果が出る前に、FA-Academyへ申し込んでいました。
11月頃から準備を始めましたが、本格的に学習を進めたのは、合格発表があった年明けの1月からです。
そこからは、ゴールデンウィークまでに全単元の学習とPractice Problemsを一通り終える、という計画に沿って勉強しました。
実際に進めてみると大変でしたが、5月からの毎週のEssay特訓会までには、なんとか一通り終えることができました。
ただ、一度学習したからといって、すべて覚えられていたわけではありません。
忘れてしまっている内容も多く、暗記が必要なところも、十分に頭に入っていない状態でした。
特訓会に参加する中で、「ここは覚えられていない」「この分野は苦手だ」と気づいたことをリストにし、復習につなげていきました。
また、レベル3では、知識を身につけるだけでなく、Essayでどう答えるかを意識して練習しました。
知っている内容でも、解答の仕方によっては得点につながらないのではないかと考えていたためです。
特訓会では、他の方の答案を見たり、自分の答案に対してフィードバックをいただいたりしながら、解答の型を身につけることを意識しました。
計算問題については、公式をしっかり覚え、自信を持って答えられる状態にすることを目指しました。
また、問われたことが分からないときに、周辺の知識を長く書くことは避けました。
いったん次の問題へ進み、時間が余ったら戻るようにして、設問に対して的確に答えることを重視していました。
追加の練習には、生成AIも活用しました。
Essayの問題を一問一答形式で出してもらえるように、プロンプトを作りました。
自分が答えた後、模範解答との差を確認し、不足しているところを指摘してもらう形です。
特訓会で学んだことに加えて、自分でも繰り返し答える練習をしたことが、役立ったと思います。
こうした学習を重ね、2026年8月の試験で、レベル3に一発合格することができました。
苦しい時をどう乗り越えたか
大きく気持ちが落ち込んだのは、レベル2で不合格になったときです。
このままCFAの勉強を続けるかどうか、諦めようかとも考えていました。
そのときにFA-Academyへ相談し、「ここから1年頑張れば、レベル3までの合格を目指せる」という話をしていただきました。
あと1年しっかり取り組めば、全レベル合格までたどり着けるかもしれない。
そう考えたことで、もう一度頑張ろうという気持ちになりました。
実際に、レベル2の再受験からレベル3まで、目標としていたスケジュールで合格できたことは、本当に良かったと思っています。
ただ、レベル3の学習も、順調なことばかりではありませんでした。
4月に部署異動があり、新しい仕事で覚えなければならないことが増え、CFAの勉強時間を確保するのに苦戦しました。
試験1か月前の時点でも、モックによって7割取れるものがあれば、5割ほどにとどまるものもありました。
自分の中では、まだ知識に穴が多いという感覚がありました。
残り1か月で合格できる状態まで持っていける気がせず、受験を諦めることも選択肢だと考えていたほどです。
その中でも、特訓会で見つかった弱点をリストにし、覚えられていないところを確認しながら学習を続けました。
知識の復習と、Essayで実際に答える練習を重ねたことが、最終的な合格につながったと思います。
FA-Academyの良かった点と活用方法
まず良かったのは、レベル2で不合格になった後、次の目標を具体的に持てたことです。
当時は、CFAの受験を続けるかどうかも迷っていました。
面談で、レベル2の再受験からレベル3までの見通しを示していただいたことで、もう一度取り組む気持ちになれました。
ただ励ましていただくだけではなく、目指す時期や進め方を考えられたことが、大きかったと思います。
教材では、日本語の要点集が役立ちました。
レベル2の初回は、英語で内容を理解しながら学習することが、自分にとって負担になっていました。
再受験では、まず日本語で内容を理解し、その後に問題を解く流れに変えたことで、学習を進めやすくなりました。
一度学んだ内容を復習するときにも、要点集があることで、取り組みやすさが全然違ったと感じています。
レベル3では、学習計画も活用しました。
5月からのEssay特訓会までに、全単元とPractice Problemsを一通り終えるという目標があったため、そこに向けて学習を進めることができました。
また、Essay特訓会では、自分の答案に対するフィードバックが参考になりました。
どこが足りていないのか、どこは適切に書けているのかを確認できたことで、解答の仕方を見直せました。
他の方の答案を見ることも、自分とは違う答え方を知る機会になりました。
要点集で知識を理解し、問題演習で確認し、特訓会で答案の作り方を学ぶ。
さらに、そこで見つかった弱点を、自分の復習や生成AIを使った練習で補う。
そのように組み合わせて学習できたことが、良かったと思います。
CFAレベル3に挑む方へ
レベル3の勉強を始めると、最初はレベル1・レベル2の延長にあるように感じるかもしれません。
ただ、実際には、新しく覚えるべき公式や用語が、しっかりとした分量で出てきます。
それまでの知識があるから大丈夫だと思わず、必要な内容を取りこぼさないように、覚えていくことが大切だと思います。
単語帳や要点集などを活用して、試験までに知識をきちんと頭に入れておくこと。
そして、それと同時に、Essay形式でアウトプットする練習に取り組むことが重要だと感じました。
知識を覚えていても、設問で聞かれたことに答えられなければ、得点にはつながりません。
自分の答案を見直したり、フィードバックを受けたりしながら、何をどう答えるのかを練習する必要があります。
私自身、試験1か月前の時点でも、不安が大きい状態でした。
それでも、知識を補い、解答の仕方を練習しながら、合格までたどり着くことができました。
必要な知識を身につけることと、Essayのアウトプットを練習すること。
この二つにしっかり取り組むことが、合格への近道だと思います。
















