今回は、金融機関で約6年間、運用部門のバックオフィス業務を経験し、現在は省庁へ出向されているKazukiさんにお話を伺いました。

将来の運用フロント部門への挑戦を見据え、平日1時間・休日3時間の学習を約9か月継続し、CFAレベル2に合格されました。

朝の時間を活用した学習習慣や、模試で弱点を見つけて補強する方法、ロードマップとAIを活用した効率的な勉強法など、CFA受験生の皆さんにとって参考になる内容です。

ぜひ最後までご覧ください。

自己紹介/CFAを受験したきっかけ

新卒で金融機関に入社し、約6年間、運用部門のバックオフィス業務に従事してきました。その後、省庁への出向が決まり、現在は運用とは異なる分野の業務に携わっています。

金融分野の資格としては証券アナリストを取得済みです。英語を使った業務経験も少しあったため、英語の教材や試験に対して、強い苦手意識はありませんでした。

運用のバックオフィス業務を担当する中で、将来的にはフロント部門にも挑戦したいと漠然と考えていました。

そうした中で省庁への出向が決まり、出向後のキャリアを改めて考えるようになりました。戻った後にどの部署で働くかは、その後のキャリアを大きく左右すると感じていました。また、年齢的にも、一つの分岐点になるタイミングだと考えていました。

そこで、運用・投資に関する専門性を体系的に身につけ、社内でのキャリアを考える際のアピール材料にもしたいと思い、CFAへの挑戦を決めました。

受験を決意してから合格発表までにやったこと

平日1時間・休日3時間を約9か月継続

Level2では、無理なく長期間継続することを重視しました。

勉強時間は、平日1時間、休日3時間を基本にしました。一日あたりではそれほど多くありませんが、約9か月の期間を確保して継続することで、最終的には約400時間の学習時間を確保できました。

また、Level1から続けていた朝型の勉強スタイルを維持しました。

仕事終わりは頭が疲れているため、できるだけ頭がフレッシュな朝に勉強するようにしました。

試験3か月前から模試で弱点を補強

教えていただいたロードマップに沿って、試験3か月前までに、日本語要点集の動画視聴とPractice Problemsを一通り終えました。

その後はMock Examに取り組み、模試で弱点を見つけ、重点的に復習してから次の模試で確認するサイクルを繰り返しました。

模試6回分の結果は、以下のとおりです。

実施日正解数得点率
5月24日57/88問65%
6月20日63/88問72%
6月28日63/88問72%
7月11日72/88問82%
7月19日66/88問75%
8月8日72/88問82%

8月29日の本試験に向けて、得点力を徐々に高めることができました。

直前期には知識面での大きな不安はかなり減っていましたが、問題文の読み違いや計算ミスには、最後まで注意が必要だと感じていました。

合格発表当日は緊張しましたが、無事に合格を確認できたときは、長期間積み上げてきたものが結果につながったという実感がありました。

Level1とLevel2で変えた勉強法

独学から、ロードマップに沿った学習へ

最も大きく変えたのは、勉強の進め方を自分で設計するか、合格までのロードマップに沿って進めるかという点です。

Level1は独学で、Schweserを中心に学習していました。教材選び、勉強する順番、問題演習や模試に移るタイミングまで、自分で考える必要がありました。

試行錯誤しながら進められる一方で、「このやり方で合格に必要な水準まで到達できるのか」という不安もあり、勉強方法を考えること自体に時間と労力を使っていました。

Level2では、FA-Academyのロードマップに沿って、日本語要点集と動画で全体像を把握し、Practice Problemsを進め、試験3か月前から模試に取り組みました。

学習方法に迷う時間を減らし、必要な勉強に集中できたことが大きかったです。

AIで疑問を解消し、理解を補う

Level2では、AIも積極的に活用しました。

分からない論点を気軽に質問し、別の角度から説明してもらったり、具体例を出してもらったりすることで、理解を深めました。

協会テキストを最初から最後まで読み込むというより、日本語要点集・動画とPractice Problemsを軸に、必要に応じてAIや協会テキストを使う方法で進めました。

また、早い段階から模試に取り組むことで、自分に足りない部分が明確になりました。学習範囲を漫然と広げず、弱点に時間を集中できたことも良かったです。

無理なく学習を継続できた理由

Level2の学習では、意外かもしれませんが、そこまで強く「苦しい」と感じることはありませんでした。

最初から約9か月の期間を確保し、平日1時間・休日3時間という無理のないペースを守ったことが大きかったと思います。

短期間で一気に勉強時間を増やそうとすると、仕事との両立が難しくなります。

そのため、最初から「無理なく、長く続ける」と決め、勉強を日々の習慣にしました。

朝型の学習を続けたことで、仕事終わりに疲れた状態で、無理に勉強する必要もありませんでした。

一日でたくさん進めることよりも、続けられるペースを作ることを優先した結果、必要な学習時間を積み上げられたと感じています。

FA-Academyの良かった点と活用方法

日本語の要点集と解説動画

一つ目は、重要な論点が、日本語でコンパクトかつ体系的に整理されていることです。

まず要点集と動画で全体像や重要論点を把握し、そのうえでPractice Problemsを中心に演習を進めました。

分からない部分はAIの説明も使って補い、要点集を軸に理解を深めていきました。

合格までのロードマップ

二つ目は、「何を、どの順番で、いつまでに進めるか」という道筋を示していただけたことです。

Level1の独学では、教材選びや学習の進め方を自分で考える必要があり、負担に感じていました。

Level2では、講師の経験やノウハウに基づくロードマップに沿って進められたため、学習方針を試行錯誤する時間を減らせました。

CFAは勉強そのものに加え、「何をすればいいのか」を考え続けることも負担になります。その部分を任せられたことで、学習そのものに集中できたことが良かったです。

必要なときに講師へ質問できる環境

三つ目は、Discordで質問できる環境です。

私自身は、疑問点を整理して質問する時間も考え、まずAIに気軽に聞くことが多く、Discordでの質問頻度は高くありませんでした。

一方で、疑問を言語化して質問することで理解が深まる方には、Q&Aは有効だと思います。

また、自分だけでは解決できないときに、講師へ直接聞けるという安心感がありました。

頻繁に質問していなくても、「最後は聞けば解決できる」という環境があること自体が、学習を進めるうえで心強かったです。

CFAレベル2に挑む方へ

Level2はLevel1より難易度が上がりますが、必要な学習量を確保し、適切な順番で進めれば、十分に合格を目指せる試験だと思います。

私の場合は、平日1時間・休日3時間を基本に、約9か月継続して約400時間を確保しました。

特におすすめしたいのは、早い段階で学習の全体像をつかみ、試験日から逆算して進めることです。

最初から完璧を目指すよりも、まず全体を一巡し、問題演習や模試で弱点を見つけ、重点的に補強することが大切だと思います。

また、分からないところをそのままにせず、AIや質問サポートを使って理解を深めることも役立ちました。

「毎日少しずつでも、長期間継続する」「決めたロードマップに沿って、まず一巡する」「模試で弱点を見つけて補強する」。

この三つを意識して取り組むことが、Level2合格につながると感じています。

Kazukiさん、貴重な合格体験をお寄せいただき、ありがとうございました!
CFA Level 2 無料7日間メール講座(日本語要点集付き)
(無料) CFA Level 2 日本語要点集付き!7日間メール講座【CFA Level 2 勝利の方程式!】(無料) CFA Level 2 7日間メール講座。試験概要の把握から勉強法、学習順序、試験日までのスケジュール管理まで、合格に必要な要点を解説。日本語要点集など3大特典付き。...
受講案内|CFA®︎ Leveraged Support Course
【CFA®︎合格の極意】社会人のためのCFA特化型伴走プログラム「Leveraged Support Course(LSC)」徹底解説 コースの中身から確認したい方は、このまま読み進めてください。 金融界のゴールドスタンダードと言われるCFA®︎(米国証券アナリ...