Learning Module 7「Business Models(ビジネスモデル)」は、ビジネスモデルを構成する主な要素と、従来型・非従来型を含むさまざまなビジネスモデルの類型を扱う単元です。

本記事では、最新版カリキュラムのLOS(Learning Outcome Statement)と、この単元の重要論点を日本語で整理しました。

LM7のLOS(学習目標)

LOSは、この単元で「できるようになるべきこと」として示されている学習目標です。LM7には2つのLOSがあります。

  1. LOS 1:ビジネスモデルの主な特徴を説明するdescribe key features of business models
  2. LOS 2:さまざまな種類のビジネスモデルを説明するdescribe various types of business models

LM7のまとめ

この単元の要点をまとめると、次のとおりです。

  • ビジネスモデルは、顧客(誰に)、製品・サービス(何を、なぜ)、顧客に届ける経路(どこで)、価格(いくらで)の4つの要素を扱う
  • 価格モデルは顧客への課金の仕組み、価値提案は顧客が競合でなく自社製品を選ぶ理由となる属性、バリュー・チェーンは顧客への価値を生むシステムとプロセスの構造を指す
  • 従来型のビジネスモデルは一般的で歴史の長いもの、非従来型のビジネスモデルはイノベーションや業界特有の組み合わせ・変形に基づくもの
  • デジタル技術は、新しい製品、新しい販売経路、新しい情報交換の方法、新しい決済の方法を生み出し、ビジネスモデルの革新に特に大きな影響を与えている
  • ビジネスモデルの理解は、企業の収益の源泉・競争力・リスクを分析する出発点

以下、LOSごとに重要論点を整理します。

LOS 1:ビジネスモデルの主な特徴

ビジネスモデルは、顧客(誰に)・製品とサービス(何を)・チャネル(どこで)・価格(いくらで)の4つの要素で企業がどう価値を生み利益を得るかを示します。価値提案バリュー・チェーンが競争力の源泉になります。

  • 顧客と市場:ターゲットとする顧客セグメント
  • 価値提案:顧客が競合ではなく自社を選ぶ理由となる製品の属性
  • チャネル:直販・代理店・オンラインなど顧客に届ける経路
  • 価格モデル:価値に基づく価格設定かコストに基づく価格設定か、価格差別、段階制・動的価格・オークション、バンドル、サブスクリプション、フリーミアム
  • バリュー・チェーン:価値を生むための活動とプロセスの構造
  • ビジネスモデルの前提(主要な仮定)と収益性・リスクの確認

LOS 2:ビジネスモデルの類型

ビジネスモデルは、製造業・卸売・小売・フランチャイズなどの従来型と、イノベーションに基づく非従来型に分けられます。デジタル技術は、プラットフォームやネットワーク効果を活用したモデルなど、新しいビジネスモデルを数多く生み出しています。

  • 従来型:製造業者、卸売・流通業者、小売業者、フランチャイズ
  • 非従来型:特定業界の組み合わせ・変形や革新的なモデル
  • プラットフォーム(マーケットプレイス):売り手と買い手を仲介し、ネットワーク効果が働く
  • アセット・ライト:外部委託などで保有資産を抑えるモデル
  • その他:垂直統合、プライベート・ブランド、クラウドソーシング、広告収入に依存する無料サービス
  • デジタル技術:新しい製品・チャネル・情報交換・決済方法をもたらす

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