CFA®︎ Level 2「Derivatives(デリバティブ)」で使われる重要用語を、学習単元(Learning Module)ごとに英語・日本語訳・意味の3点セットで整理しました。全2単元・20語を収録しています。英語の協会テキストを読むときの辞書代わりにお使いください。
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単元(LM)一覧

Derivatives の重要用語(LM別)

LM1 Pricing and Valuation of Forward Commitments(フォワード・コミットメントの価格と価値)

Forward Commitment
フォワード・コミットメント
将来の特定時点に、あらかじめ合意した条件で原資産を売買または交換する義務を負う契約。フォワード、先物、スワップが該当する。
Carry Arbitrage Model
キャリー・アービトラージ・モデル
原資産を買って保有するコストと便益をもとに、裁定機会が生じないようにフォワード価格を決める考え方。
Cost of Carry
キャリー・コスト
原資産を保有することに伴うコスト(保管費用や資金調達コスト)と便益(配当や利息など)の総称。フォワード価格の水準を左右する。
Cash-and-Carry Arbitrage
キャッシュ・アンド・キャリー裁定
フォワード価格が理論値より高いとき、借入で現物を買い、同時にフォワードを売って無リスクの利益を得る取引。
Mark-to-Market
値洗い
先物のポジションを日々の清算価格で評価し直し、損益を証拠金で受け払いする仕組み。これにより先物の価値は日々ゼロにリセットされる。
Forward Rate Agreement (FRA)
金利先渡契約(FRA)
将来の一定期間の金利をあらかじめ固定する契約。ロングは変動金利を受け取り固定金利を支払う立場で、金利上昇で利益を得る。
Conversion Factor
転換係数
債券先物で、クーポンや満期の異なる受渡可能銘柄の価格を標準物に合わせて調整するための係数。
Swap Rate
スワップ・レート
スワップの契約時の価値をゼロにする固定金利。各期の割引係数を用いて、固定レッグと変動レッグの現在価値が等しくなる水準として求める。
Currency Swap
通貨スワップ
異なる通貨建ての金利支払いを交換するスワップ。通常は期初と満期に想定元本の交換を伴い、価値は各レッグの現在価値の差で評価する。
Equity Swap
株式スワップ
株式や株価指数のリターンと、固定金利などの支払いを交換するスワップ。株価が下落すると株式リターンの受け手が支払う側になる。

LM2 Valuation of Contingent Claims(条件付請求権の評価)

この単元の要点解説:LM2 条件付請求権の評価
Binomial Option Valuation Model
二項オプション評価モデル
原資産価格が各期に上昇・下落の2通りに動くと仮定し、無裁定の条件からオプションの価値を求めるモデル。
Hedge Ratio
ヘッジ比率
原資産とオプションを組み合わせて無リスクのポートフォリオを作るのに必要な原資産の数量。オプション価値の変化幅 ÷ 原資産価格の変化幅で求める。
Risk-Neutral Probability
リスク中立確率
投資家がリスク中立であると仮定したときの価格上昇の確率。期待ペイオフをリスクフリー・レートで割り引く評価に用いる。
Black-Scholes-Merton Model (BSM)
ブラック・ショールズ・マートン・モデル(BSM)
原資産価格が幾何ブラウン運動に従い、金利とボラティリティが一定などの前提のもとで、ヨーロピアン・オプションの価値を求めるモデル。
Black Model
ブラック・モデル
先物やフォワードを原資産とするヨーロピアン・オプションの評価モデル。金利キャップ・フロアやスワップションの評価にも用いる。
Swaption
スワップション
将来の時点で、あらかじめ定めた固定金利でスワップを開始する権利。固定金利を支払う権利をペイヤー、受け取る権利をレシーバーという。
Delta
デルタ
原資産価格の微小な変化に対するオプション価値の変化の比率。コールは0〜1、プットは−1〜0の値をとる。
Gamma
ガンマ
原資産価格の変化に対するデルタの変化の比率。アット・ザ・マネー付近で最大となり、原資産自体のガンマはゼロである。
Vega
ベガ
原資産のボラティリティの変化に対するオプション価値の感応度。コールもプットも正の値をとり、アット・ザ・マネー付近で大きい。
Implied Volatility
インプライド・ボラティリティ
オプションの市場価格を評価モデルに当てはめて逆算したボラティリティ。市場参加者が見込む将来の変動性を表す。

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