模擬試験

外務員二種 模擬試験 第1回|本番形式70問・解答解説つき

外務員二種 模擬試験 第1回

外務員二種の本番と同じ70問(○×50問・五肢選択20問)を、本番と同じ配点で解ける模擬試験の第1回です。

  • 合格ラインは300点中210点(70%)。本番の余裕を見て240点(8割)を目標にしてください
  • 制限時間は本番と同じ120分(2時間)。解答はメモに書き、最後にまとめて採点します
  • 第1〜3回で外務員必携の各章の主な論点をひと通り網羅しています。3回とも8割を超えれば合格圏です

試験の形式と使い方

項目 内容
問題数 70問(○×50問・五肢選択20問)
配点 300点満点(○×1問2点・五肢選択1問10点。「2つ選ぶ」問題は1つ正解ごとに5点)
制限時間 120分(2時間)
合格ライン 210点以上(70%)
出題範囲 外務員必携 第1〜3巻(信用取引・デリバティブは基礎のみ)

問題は章の順に並べています。各問の「正解と解説を見る」を開くと、正解・解説・復習用の記事へのリンクが出ます。本番の練習にするなら、最後まで解いてからページ下の解答一覧で採点してください。

日本証券業協会は科目ごとの出題数を公表していないため、章ごとの問題数は当サイトが外務員必携の分量と計算問題の出やすさをもとに配分しています。問題はすべて当サイトのオリジナルです。

○×問題(問1〜問50)各2点

次の文章について、正しければ○、誤っていれば×で答えてください。

問1○×・2点第1章 証券市場の基礎知識

投資信託のように、多くの投資者から集めた資金を専門家が市場で運用し、運用成果が投資者に帰属する仕組みは、市場型間接金融と呼ばれる。

正解と解説を見る

正解:○

投資信託は仲介機関がある一方で、運用成果(リスク)が投資者に帰属するため、直接金融と間接金融の中間として市場型間接金融と呼ばれます。

復習:証券市場の基礎知識

問2○×・2点第1章 証券市場の基礎知識

銀行の窓口で購入した投資信託は、預金と同様に、元本1,000万円までとその利息等が預金保険制度で保護される。

正解と解説を見る

正解:×

投資信託は預金ではないため、正しくは預金保険制度の対象外です。銀行は投資者保護基金の会員でもなく、投資信託は受託銀行での分別管理(信託財産の独立性)によって守られます。

復習:証券市場の基礎知識

問3○×・2点第2章 金融商品取引法

自己資本規制比率が100%を下回った金融商品取引業者に対し、内閣総理大臣は3か月以内の期間を定めて業務の全部又は一部の停止を命じることができる。

正解と解説を見る

正解:○

100%を下回ると3か月以内の業務停止命令があり得ます。120%を下回った段階では業務方法の変更命令など、停止から3か月後も100%未満で回復の見込みがなければ登録取消しがあり得ます。

復習:金融商品取引法①業者規制・外務員制度

問4○×・2点第2章 金融商品取引法

外務員登録を取り消された者は、その取消しの日から3年を経過すれば、再び外務員登録を受けることができる。

正解と解説を見る

正解:×

正しくは、登録を取り消された日から5年を経過しない者は登録を拒否されます。

復習:金融商品取引法①業者規制・外務員制度

問5○×・2点第2章 金融商品取引法

株式会社金融商品取引所の資本金の額は、10億円以上でなければならない。

正解と解説を見る

正解:○

株式会社金融商品取引所の最低資本金は10億円です(施行令第19条)。なお取引所の開設には内閣総理大臣の免許が必要です。

復習:金融商品取引法②取引所・自主規制・投資者保護基金

問6○×・2点第2章 金融商品取引法

発行済株式総数の0.2%以上の空売り残高は取引所が公表し、0.5%以上になると取引所経由での報告が必要となる。

正解と解説を見る

正解:×

数字が逆です。正しくは、0.2%以上の空売り残高は取引所経由で報告が必要となり、0.5%以上のものは取引所が公表します。

復習:金融商品取引法③インサイダー取引・相場操縦

問7○×・2点第2章 金融商品取引法

新たに発行される有価証券の取得の申込みの勧誘のうち、適格機関投資家を除き50名以上の者を相手方とするものは、募集に該当する。

正解と解説を見る

正解:○

50名以上(適格機関投資家を除く)を相手方とする取得勧誘は募集に当たります。49名以下の少人数私募や適格機関投資家私募などは私募で、届出は不要です。

復習:金融商品取引法④開示制度・5%ルール・TOB

問8○×・2点第2章 金融商品取引法

有価証券報告書は、事業年度経過後6か月以内に提出しなければならない。

正解と解説を見る

正解:×

正しくは、事業年度経過後3か月以内です。財務諸表には公認会計士又は監査法人の監査証明が必要です。

復習:金融商品取引法④開示制度・5%ルール・TOB

問9○×・2点第3章 勧誘・販売に関係する法律

金融サービス提供法上、金融商品販売業者等が顧客に不確実な事項について断定的判断を提供した場合も、重要事項の説明義務違反の場合と同様に、損害賠償責任の対象となる。

正解と解説を見る

正解:○

断定的判断の提供等の禁止(第5条)の違反も、説明義務違反(第4条)と同じく第6条の損害賠償責任(無過失責任)の対象です。元本欠損額が損害額と推定されます。

復習:金融サービス提供法と消費者契約法

問10○×・2点第3章 勧誘・販売に関係する法律

亡くなった顧客に関する情報であっても、氏名等により特定の個人を識別できるものは、個人情報保護法上の個人情報に当たる。

正解と解説を見る

正解:×

個人情報は「生存する個人」に関する情報です。正しくは、死亡した人の情報は個人情報に当たりません(遺族の個人情報に当たる場合はあります)。

復習:個人情報保護法・犯罪収益移転防止法

問11○×・2点第3章 勧誘・販売に関係する法律

顧客が取引時確認に応じない場合、特定事業者は、顧客がこれに応じるまでの間、取引に係る義務の履行を拒むことができる。

正解と解説を見る

正解:○

犯罪収益移転防止法により、特定事業者は顧客が取引時確認に応じるまでの間、取引に係る義務の履行を拒むことができます。

復習:個人情報保護法・犯罪収益移転防止法

問12○×・2点第4章 経済・金融・財政の常識

名目GDPが変わらずにGDPデフレーターが上昇した場合、実質GDPは減少する。

正解と解説を見る

正解:○

実質GDP=名目GDP÷GDPデフレーター×100です。名目GDPが一定でデフレーターが上昇すれば、実質GDPは減少します。

復習:経済・金融・財政の常識

問13○×・2点第4章 経済・金融・財政の常識

日本銀行の金融政策決定会合は、毎月1回、年12回開催される。

正解と解説を見る

正解:×

正しくは年8回開催されます。総裁・副総裁2人・審議委員6人の計9人で構成される政策委員会が金融政策を決定します。

復習:経済・金融・財政の常識

問14○×・2点第5章 セールス業務

外務員は、法令に明文の禁止規定がない行為であっても、社会規範や市場のルールに反する行為を行ってはならない。

正解と解説を見る

正解:○

法令は最低限のルールで、法令に明文の規定がなくても社会規範や市場のルールに反する行為は許されません。外務員には高い倫理観が求められます。

復習:セールス業務

問15○×・2点第5章 セールス業務

IOSCOの行為規範原則は、2000年に採択された10の原則から構成されている。

正解と解説を見る

正解:×

正しくは、1990年11月に採択された7つの原則(誠実・公正、注意義務、能力、顧客に関する情報、顧客に対する情報開示、利益相反、コンプライアンス)です。

復習:セールス業務

問16○×・2点第6章 協会定款・諸規則

協会員は、顧客の投資経験、投資目的、資力等を十分に把握し、顧客の意向と実情に適合した投資勧誘を行うよう努めなければならない。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。これが適合性の原則です。投資者の信頼の確保を第一義とすること、重要事項の十分な説明、自己責任原則の徹底とあわせて投資勧誘の基本原則とされています。

復習:協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員

問17○×・2点第6章 協会定款・諸規則

高齢顧客ガイドラインでは、80歳以上の顧客を慎重な勧誘が必要な顧客、75歳以上の顧客をより慎重な勧誘が必要な顧客の目安としている。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。年齢の区分が逆で、正しくは75歳以上が慎重な勧誘による販売が必要な顧客、80歳以上がより慎重な勧誘が必要な顧客の目安です。

復習:協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員

問18○×・2点第6章 協会定款・諸規則

外務員の登録は、外務員になろうとする個人が自ら日本証券業協会に申請して行う。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、外務員の登録は所属する協会員が日本証券業協会に申請します。個人が自ら申請することはできません。

復習:協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員

問19○×・2点第6章 協会定款・諸規則

フェニックス銘柄とは、金融商品取引所を上場廃止となった銘柄のうち、証券会社が協会に届け出て継続的に売り気配・買い気配を提示している銘柄をいう。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。上場廃止で換金の機会が大きく減った既存株主に、換金の場を提供するための制度です。取扱会員は取引開始基準を定め、それに適合した顧客から受託します。

復習:協会規則②広告・株式・外国証券

問20○×・2点第6章 協会定款・諸規則

協会員は、広告審査担当者の審査を受ければ、不確実な事項を確実であるかのように誤認させる表示を広告に用いることができる。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、不確実な事項を確実であるかのように誤認させる表示は、審査の有無にかかわらず禁止されています。長所のみを強調する表示や虚偽・誇大な表示も同様です。

復習:協会規則②広告・株式・外国証券

問21○×・2点第7章 取引所定款・諸規則

東証の内国株の前場の売買立会は、9:00から11:30までである。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。前場は9:00〜11:30、後場は12:30〜15:30です。前場の注文受付は8:00から始まります。

復習:取引所規則①市場区分・上場・売買立会

問22○×・2点第7章 取引所定款・諸規則

価格優先の原則により、成行注文は指値注文に優先して執行される。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。値段を指定しない成行注文は、指値注文より優先されます。同じ値段の注文どうしでは、先に出された注文が優先します(時間優先)。

復習:取引所規則①市場区分・上場・売買立会

問23○×・2点第7章 取引所定款・諸規則

信用取引で、相場の変動により受入保証金が約定価額の30%を下回った場合には、委託保証金の追加差入れが必要となる。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、追加差入れの基準は約定価額の20%(維持率)です。30%は新規建て時に必要な委託保証金の率です。

復習:取引所規則②受託契約準則・信用取引・決済

問24○×・2点第8章 株式業務

代理とは、証券会社が顧客の名義で、顧客の計算により相手方と売買契約を結ぶことをいう。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。証券会社の名義・顧客の計算で行う委託売買(取次ぎ)とは、名義が誰かで区別します。

復習:株式業務①売買・注文の受託

問25○×・2点第8章 株式業務

東京証券取引所の内国株式の後場の売買立会は、15:00に終了する。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。2024年11月5日から延長されており、正しくは後場は12:30〜15:30です。

復習:株式業務①売買・注文の受託

問26○×・2点第8章 株式業務

東京証券取引所に上場する内国株式の売買単位は、100株に統一されている。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。内国株の売買単位は2018年10月1日に100株に統一されました。

復習:株式業務①売買・注文の受託

問27○×・2点第8章 株式業務

信用買いをした顧客は、決済前であっても株主として議決権を行使できる。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、信用買いの顧客は現引きなどで決済するまで株主ではないため、議決権を行使できません。制度信用取引では配当の代わりに配当落調整額を受け取ります。

復習:株式業務②信用取引と外国株式

問28○×・2点第8章 株式業務

制度信用取引において、品貸料(逆日歩)は信用売りをした顧客が支払う。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。株不足のときに発生する追加コストで、制度信用取引では信用買いの顧客がこれを受け取ります。

復習:株式業務②信用取引と外国株式

問29○×・2点第9章 債券業務

割引債は、利子が支払われない代わりに、額面より低い価格で発行され、額面で償還される債券である。

正解と解説を見る

正解:○

記述のとおりです。割引債は利払いがなく、発行価格と額面(償還価格)との差額が投資家の収益になります。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問30○×・2点第9章 債券業務

地方債のうち、主に当該地方公共団体の住民などを対象として発行されるものを、市場公募地方債という。

正解と解説を見る

正解:×

住民などを対象に発行されるのは住民参加型の地方債です。市場公募地方債は市場で広く公募するもので、全国型や複数団体による共同発行があります。正しくは「住民参加型」です。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問31○×・2点第9章 債券業務

わが国の債券の売買は、証券会社と投資家が1対1で価格を決める店頭取引(相対取引)が中心である。

正解と解説を見る

正解:○

記述のとおりです。上場されている債券もありますが、債券の売買の大部分は店頭で行われています。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問32○×・2点第9章 債券業務

固定利付債は、市場金利が上昇すると価格が上昇し、利回りは低下する。

正解と解説を見る

正解:×

市場金利が上昇すると、既存の固定利付債は相対的に見劣りするため価格が下落し、利回りは上昇します。正しくは「価格は下落し、利回りは上昇する」です。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問33○×・2点第9章 債券業務

証券会社は、資力が十分にある個人投資家であれば、債券の現先取引の相手方とすることができる。

正解と解説を見る

正解:×

現先取引の相手方は、上場会社又はこれに準ずる法人であって経済的・社会的に信用のあるものに限られ、個人は相手方になれません。正しくは「個人を現先取引の相手方とすることはできない」です。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問34○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

委託者指図型投資信託の運用の指図は、販売会社が行う。

正解と解説を見る

正解:×

運用の指図を行うのは委託会社です。正しくは「委託会社が行う」です。販売会社は受益権の募集の取扱い、目論見書の交付、分配金・償還金の支払いの取扱いなどを担います。

復習:投資信託①種類と仕組み

問35○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

約款上、株式を組み入れることができる投資信託は、実際に株式を組み入れていなくても株式投資信託に分類される。

正解と解説を見る

正解:○

株式投資信託か公社債投資信託かは、約款上株式を組み入れることができるかどうかで決まります。株式を一切組み入れられないものが公社債投資信託です。

復習:投資信託①種類と仕組み

問36○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

投資家から請求目論見書の交付を請求されたときは、直ちに交付しなければならない。

正解と解説を見る

正解:○

請求目論見書は、投資家から請求があったときに直ちに交付します。交付目論見書には、請求目論見書を請求できる旨が記載されています。

復習:投資信託②基準価額・分配金・J-REIT

問37○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

投資法人は、自ら使用人を雇用して資産の運用を行うことができる。

正解と解説を見る

正解:×

投資法人は使用人を雇用できません(投信法63条)。正しくは「使用人を雇用できず、資産の運用は資産運用会社に委託しなければならない」です。

復習:投資信託②基準価額・分配金・J-REIT

問38○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

公募株式投資信託の普通分配金は、配当所得として20.315%の税率で課税される。

正解と解説を見る

正解:○

公募株式投資信託の普通分配金は配当所得で、税率は所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%の合計20.315%です。元本払戻金(特別分配金)は非課税です。

復習:投資信託②基準価額・分配金・J-REIT

問39○×・2点第11章 付随業務

証券会社が信用取引の買い方に買付代金を貸し付けることは届出業務に当たるため、行うこととなったときは遅滞なく内閣総理大臣に届け出なければならない。

正解と解説を見る

正解:×

信用取引に付随する金銭の貸付けは付随業務で、届出も承認も不要です。正しくは、信用取引と関係のない一般の貸金業が届出業務に当たります。

復習:付随業務

問40○×・2点第11章 付随業務

第一種金融商品取引業者が宅地建物取引業を行うこととなった場合は、遅滞なく内閣総理大臣に届け出なければならない。

正解と解説を見る

正解:○

宅地建物取引業や宅地・建物の賃貸は届出業務(金融商品取引法第35条第2項)で、行うこととなったとき遅滞なく届け出ます。

復習:付随業務

問41○×・2点第12章 株式会社法概論

取締役会設置会社では、株式の分割は取締役会の決議によって行うことができる。

正解と解説を見る

正解:○

正しい記述です。株式の分割は株主総会の普通決議が原則ですが、取締役会設置会社では取締役会決議で行えます。株式の併合は株主総会の特別決議が必要です。

復習:株式会社法①設立・株式

問42○×・2点第12章 株式会社法概論

取締役を解任するには、原則として株主総会の特別決議が必要である。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、取締役の解任は原則として株主総会の普通決議で行えます(累積投票で選任された取締役を除く)。特別決議が必要なのは監査役の解任です。

復習:株式会社法②機関・組織再編

問43○×・2点第12章 株式会社法概論

指名委員会等設置会社には指名委員会・監査委員会・報酬委員会の3つの委員会が置かれ、監査役を置くことはできない。

正解と解説を見る

正解:○

正しい記述です。指名委員会等設置会社は3委員会を置き、業務執行は執行役が行います。監査役は置けません(監査等委員会設置会社も同様)。

復習:株式会社法②機関・組織再編

問44○×・2点第13章 財務諸表と企業分析

キャッシュ・フロー計算書の資金には、取得日から満期日までの期間が1年以内の定期預金がすべて含まれる。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、資金は現金と現金同等物で、現金同等物は取得日から満期日または償還日までが3か月以内の短期投資などに限られます。

復習:財務諸表

問45○×・2点第13章 財務諸表と企業分析

ROEは、売上高当期純利益率、総資本回転率、財務レバレッジの3つの比率の積に分解できる。

正解と解説を見る

正解:○

正しい記述です。ROE=(当期純利益÷売上高)×(売上高÷総資本)×(総資本÷自己資本)です。財務レバレッジは自己資本比率の逆数にあたります。

復習:企業分析

問46○×・2点第14章 証券税制

上場株式の譲渡損失は、確定申告により同じ年の給与所得と損益通算することができる。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、株式等の譲渡損失は給与所得や不動産所得など他の所得とは損益通算できません。上場株式等の譲渡損失と通算できるのは、上場株式等の譲渡益と、申告分離課税を選んだ上場株式等の配当・特定公社債等の利子です。

復習:証券税制①所得税・NISA

問47○×・2点第14章 証券税制

上場株式の売却益は、給与所得などの他の所得と切り離して一定税率で課税される申告分離課税の対象である。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。株式等の売却益は「株式等に係る譲渡所得等」として申告分離課税(20.315%)で課税されます。上場株式等と一般株式等は別々の所得として計算します。

復習:証券税制①所得税・NISA

問48○×・2点第14章 証券税制

相続税の申告・納付期限は、相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内である。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。相続税は、遺産の総額が基礎控除額以下なら課されません。基礎控除額を超える場合は、相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内に申告・納付します。

復習:証券税制②相続税・贈与税

問49○×・2点第14章 証券税制

相続時精算課税において、特別控除額を超える部分に対する贈与税の税率は一律10%である。

正解と解説を見る

正解:×

誤りです。正しくは、相続時精算課税の贈与税率は一律20%です。2024年以後は、年110万円の基礎控除を差し引いた後に累計2,500万円の特別控除を適用し、超える部分に20%を掛けます。

復習:証券税制②相続税・贈与税

問50○×・2点第15章 デリバティブ取引

コール・オプションは原資産をあらかじめ決めた価格で買う権利であり、その買い手の損失は最大でも支払ったプレミアムに限られる。

正解と解説を見る

正解:○

正しいです。オプションの買い手は権利を持つだけで義務はないため、不利なときは権利を放棄すればよく、最大損失は支払ったプレミアムです。プットは原資産を一定の価格で売る権利です。

復習:デリバティブ取引②オプション

五肢選択問題(問51〜問70)各10点

選択肢1〜5から答えを選んでください。「2つ選ぶ」と表示された問題は正解が2つあり、1つ正解するごとに5点です。

問51五肢択一・10点第2章 金融商品取引法

損失補てん等の禁止に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1有価証券の売買の前に、顧客に損失が生じた場合にはこれを補てんする旨を約束することは禁止されている。

2有価証券の売買の後に、生じた損失を補てんする旨を顧客に申し込むことは禁止されている。

3証券会社が自ら行わず、第三者を通じて顧客の損失を補てんすることも禁止されている。

4事故による損失を補てんする場合は、事後の約束・実行も含め、内閣総理大臣の確認を受ける必要は一切ない。

5顧客が自ら要求して損失補てんを約束させた場合、顧客もこの規制に違反することになる。

正解と解説を見る

正解:4

事故による損失の補てんは禁止の例外ですが、事後の約束・実行は原則として事前に内閣総理大臣の確認を受ける必要があります(確定判決がある場合など確認不要の場合もあります)。1は事前の約束、2は事後の約束、3は第三者を通じた補てん、5は顧客側の要求による約束で、いずれも禁止の対象として正しい記述です。

復習:金融商品取引法①業者規制・外務員制度

問52五肢択一・10点第3章 勧誘・販売に関係する法律

金融サービス提供法と消費者契約法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1金融サービス提供法は個人の顧客のみを保護し、法人顧客は保護の対象外である。

2消費者契約法では、事業者から断定的判断の提供を受けて確実だと誤認して締結した契約を取り消すことができる。

3両方の法律の要件を満たす場合でも、顧客はどちらか一方の法律しか主張できない。

4消費者契約法による救済の方法は、事業者に対する損害賠償請求に限られる。

5金融商品取引法に違反していない行為については、金融サービス提供法上の損害賠償責任は生じない。

正解と解説を見る

正解:2

断定的判断の提供は消費者契約法上の取消しの対象なので、2が正しいです。1の金融サービス提供法は法人も保護し(特定顧客を除く)、3は両方の要件を満たせばどちらを使ってもかまいません。4の消費者契約法の救済は契約の取消しと不当条項の無効で、5は各法律がそれぞれ独立に適用されるため誤りです。

復習:金融サービス提供法と消費者契約法

問53五肢択一・10点第4章 経済・金融・財政の常識

景気動向指数の採用系列に関する次の文章の(イ)〜(ハ)に当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
有効求人倍率(除学卒)は(イ)系列、新規求人数(除学卒)は(ロ)系列、完全失業率は(ハ)系列に採用されている。

1(イ)先行 (ロ)一致 (ハ)遅行

2(イ)一致 (ロ)先行 (ハ)遅行

3(イ)一致 (ロ)遅行 (ハ)先行

4(イ)遅行 (ロ)先行 (ハ)一致

5(イ)先行 (ロ)遅行 (ハ)一致

正解と解説を見る

正解:2

有効求人倍率(除学卒)は一致系列、新規求人数(除学卒)は先行系列、完全失業率は遅行系列(逆サイクル)なので、2が正しいです。新規求人数と有効求人倍率の入れ替えが典型的なひっかけです。

復習:経済・金融・財政の常識

問54五肢択一・10点第6章 協会定款・諸規則

照合通知書に関する記述として、正しいものはどれか。

1有価証券の売買その他の取引のある顧客には、1年に1回以上交付する。

2有価証券関連デリバティブ取引のある顧客にも、1年に1回以上交付すれば足りる。

3照合通知書の作成・交付は、顧客を担当する営業部門が行う。

4必要な項目が記載された取引残高報告書を定期的に交付している顧客にも、別途必ず照合通知書を交付しなければならない。

5顧客からの残高照会には、その顧客を担当する外務員が回答する。

正解と解説を見る

正解:1

取引のある顧客への照合通知書は1年に1回以上です。デリバティブ取引のある顧客は1年に2回以上で、必要事項を記載した取引残高報告書を定期交付していれば照合通知書は不要です。作成・交付や残高照会への回答は、営業部門ではなく検査・監査・管理を担当する部門が行います。

復習:協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員

問55五肢択一・10点計算第7章 取引所定款・諸規則

顧客が株価800円の銘柄を信用取引で500株新規に買い建てる。受託契約準則に基づき必要となる委託保証金の額として正しいものはどれか。
本問では、委託保証金率は約定価額の30%とし、諸経費は考慮しない。

180,000円

2120,000円

3300,000円

4400,000円

5420,000円

正解と解説を見る

正解:3

約定価額は800円×500株=400,000円で、その30%は120,000円です。30%の額が30万円に満たない場合は30万円が必要なので、答えは300,000円です。80,000円は維持率20%で計算した誤り、120,000円は最低額を見落とした誤りです。

復習:取引所規則②受託契約準則・信用取引・決済

問56五肢択一・10点計算第8章 株式業務

当期純利益が60億円、発行済株式数が4,000万株、株価が2,250円の会社について、1株当たり当期純利益(EPS)とPERの組合せとして正しいものはどれか。

1EPS 15円、PER 150倍

2EPS 150円、PER 0.07倍

3EPS 150円、PER 15倍

4EPS 1,500円、PER 1.5倍

5EPS 150円、PER 6.67倍

正解と解説を見る

正解:3

EPS=60億円÷4,000万株=150円、PER=株価÷EPS=2,250÷150=15倍です。2はEPSを株価で割った誤りで、これは株式益回り(約6.67%)を小数で表したものに当たります。1と4は桁の誤りです。

復習:株式業務③証券投資計算

問57五肢択一・10点計算第8章 株式業務

株価4,200円の銘柄を300株売り付けた。委託手数料は約定代金の1.0%(税抜)、消費税率は10%とする。顧客が受け取る受渡金額として正しいものはどれか。

11,121,400円

21,246,140円

31,247,400円

41,272,600円

51,273,860円

正解と解説を見る

正解:2

約定代金=4,200円×300株=1,260,000円、委託手数料=12,600円、消費税=1,260円です。売付けは差し引くので1,260,000−(12,600+1,260)=1,246,140円です。1,247,400円は消費税の差引き漏れ、1,273,860円は買付けのように加えた誤り、1,121,400円は消費税を約定代金に掛けた誤りです。

復習:株式業務③証券投資計算

問58五肢択一・10点第8章 株式業務

株式の売買の受託に関する記述として、正しいものはどれか。

1媒介では、証券会社が売買契約の当事者となる。

2取引所での顧客注文の執行は、証券会社が自己の名義で顧客の計算により行う委託売買(取次ぎ)である。

3株式の委託手数料は、現在も取引所が定める料率による。

4「必ず値上がりします」と説明して勧誘することは、顧客の利益になるため認められている。

5証券会社は、自己の売買を顧客の委託注文より優先して執行することができる。

正解と解説を見る

正解:2

2が正しいです。媒介では証券会社は当事者にならないので1は誤り、委託手数料は1999年10月に完全自由化されたので3も誤りです。4は断定的判断の提供として禁止されており、5は自己の売買の優先として禁止されています。

復習:株式業務①売買・注文の受託

問59五肢択一・10点第8章 株式業務

信用取引の仕組みに関する記述として、誤っているものはどれか。

1信用買いでは、顧客は証券会社から買付代金を借りて株式を買う。

2信用売りでは、顧客は証券会社から株券を借りて売却する。

3委託保証金率を30%とすると、顧客は差し入れた保証金の約3.3倍の約定価額まで取引できる。

4信用売りの顧客は、借りた株券に対するコストとして金利(買方金利)を支払う。

5信用買いは転売、信用売りは買戻しの反対売買により、差金の受払いで決済できる。

正解と解説を見る

正解:4

信用売りの顧客が支払うのは貸株料(売方金利)や品貸料で、金利(買方金利)を支払うのは信用買いの顧客なので4が誤りです。1・2・3・5は正しい記述です。

復習:株式業務②信用取引と外国株式

問60五肢択一・10点計算第9章 債券業務

利率年1.0%、残存期間3年の既発の利付債を101.50円で購入し、償還まで保有した場合の最終利回りとして正しいものはどれか。なお、利回りは単利・年利回りとし、小数点以下第4位を切り捨てるものとする。

10.492%

21.477%

30.500%

40.985%

50.493%

正解と解説を見る

正解:1

最終利回り={1.0+(100−101.50)÷3}÷101.50×100=(1.0−0.5)÷101.50×100=0.4926…→0.492%です。2は償還差損を加えた誤り、3は分母を額面100円にした誤り、4は償還差損を無視した直接利回り、5は切捨てでなく四捨五入した誤りです。

復習:債券業務②転換社債と利回り計算

問61五肢択一・10点第9章 債券業務

転換社債型新株予約権付社債(CB)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1CBの利率は、株式に転換できる権利が付いているため、一般に同じ発行会社の普通社債より高い。

2転換価額が引き下げられると、同じ額面から転換で得られる株式数は減少する。

3株価が大きく下落しても、債券としての価値が下支えとなるため、CBの値下がりは株式より相対的に小さい。

4CBは取引所に上場されないため、店頭取引でしか売買できない。

5CBを転換せずに償還日まで保有した場合、償還日の株価に応じた金額で償還される。

正解と解説を見る

正解:3

CBは株価が下がっても債券としての価値(額面での償還と利子)が下値を支えます。1は利率は普通社債より低い、2は転換価額が下がると得られる株数は増える、4はCBは東証に上場され個別競争売買で取引される、5は転換しなければ額面で償還される、のでいずれも誤りです。

復習:債券業務②転換社債と利回り計算

問62五肢択一・10点計算第10章 投資信託及び投資法人

ある投資信託(1口1円で運用開始)の組入資産を時価評価した資産総額が52億3,600万円、未払の信託報酬などの負債が3,600万円、受益権総口数が40億口である。1万口あたりの基準価額として正しいものはどれか。

113,090円

212,910円

313,180円

413,000円

57,692円

正解と解説を見る

正解:4

基準価額は純資産総額÷受益権総口数で、純資産総額は資産総額から負債を差し引いた額です。(52億3,600万円−3,600万円)÷40億口=1.3円で、1万口あたり13,000円になります。1は負債を差し引いていない誤り、2は負債を二重に差し引いた誤り、3は負債を加えた誤り、5は口数を純資産総額で割った誤りです。

復習:投資信託②基準価額・分配金・J-REIT

問63五肢択一・10点第10章 投資信託及び投資法人

投資法人およびJ-REITに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1導管性要件を満たすには、配当等の額が配当可能利益の額の90%以上であればよい。

2投資法人の資産の保管は、執行役員が自ら行う。

3J-REITは、投資主の請求により投資口の払戻しに応じるオープンエンド型である。

4執行役員が1人の場合、監督役員は2人以上置かなければならない。

5J-REITの分配金には、配当控除が適用される。

正解と解説を見る

正解:4

監督役員は執行役員の員数に1を加えた数以上なので、執行役員が1人なら2人以上必要で、4が正しい記述です。1は「90%以上」ではなく「90%超」、2は資産保管会社に委託する義務があります。3はJ-REITは払戻しをしないクローズドエンド型、5は配当控除は適用されない点が誤りです。

復習:投資信託②基準価額・分配金・J-REIT

問64五肢択一・10点第12章 株式会社法概論

株式会社の設立に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1発起人は3人以上必要であり、法人は発起人になることができない。

2募集設立では、払込取扱機関による払込金保管証明書は不要である。

3株式会社は、定款について公証人の認証を受けた時に成立する。

4発起設立では、設立時に発行する株式の全部を発起人が引き受ける。

5発起設立では、創立総会を開催して設立時取締役を選任しなければならない。

正解と解説を見る

正解:4

正解は4です。1の発起人は1人でもよく法人もなれます。2の払込金保管証明書は募集設立で必要です。3の会社は本店所在地での設立登記によって成立し、5の創立総会を開くのは募集設立です(発起設立では発起人が選任)。

復習:株式会社法①設立・株式

問65五肢択一・10点計算第12章 株式会社法概論

議決権の総数が2,000個の株式会社の株主総会に、議決権1,200個を有する株主が出席した。定款の変更議案を可決するために必要な賛成の議決権数の最小値として正しいものはどれか。なお、定款に定足数・決議要件の別段の定めはないものとする。

1601個

2800個

3900個

41,001個

51,334個

正解と解説を見る

正解:2

正解は2です。定款変更は特別決議で、定足数(議決権の過半数=1,001個以上)は出席1,200個で満たされ、可決には出席議決権の3分の2以上、1,200×2/3=800個が必要です。1は普通決議の要件、5は議決権総数の3分の2、4は議決権総数の過半数、3は4分の3で計算した誤りです。

復習:株式会社法②機関・組織再編

問66五肢択一・10点計算第13章 財務諸表と企業分析

次の資産のうち流動資産に区分されるものの合計額として正しいものはどれか。
現金預金 500
売掛金(回収予定は決算日の翌日から15か月後) 300
商品 400
短期貸付金(決算日の翌日から6か月後に回収予定) 100
定期預金(満期は決算日の翌日から2年後) 200
長期貸付金(決算日の翌日から3年後に回収予定) 150
建物 800

11,000

21,200

31,450

41,500

51,300

正解と解説を見る

正解:5

正解は5です。売掛金は正常営業循環基準により回収期間に関係なく流動資産なので、500+300+400+100=1,300です。1は売掛金を固定資産とした誤り、4は満期2年後の定期預金を含めた誤り、3は長期貸付金を含めた誤りです。定期預金と長期貸付金は1年基準で固定資産(投資その他の資産)になります。

復習:財務諸表

問672つ選ぶ・各5点計算第13章 財務諸表と企業分析

次の貸借対照表(期末)の数値から計算した比率として正しいものを2つ選べ。なお、%の小数点以下第2位を四捨五入し、自己資本は純資産と同額とする。
流動資産 7,200(うち当座資産 4,500、棚卸資産 2,700)/固定資産 10,800
流動負債 4,800/固定負債 5,400/純資産 7,800

1当座比率は62.5%である。

2流動比率は150.0%である。

3固定比率は72.2%である。

4流動比率は66.7%である。

5自己資本比率は43.3%である。

正解と解説を見る

正解:2・5

正解は2と5です。流動比率=7,200÷4,800=150.0%、自己資本比率=7,800÷18,000=43.3%です。1は当座資産を流動資産で割った誤り(正しくは4,500÷4,800=93.8%)、3は自己資本÷固定資産の誤り(正しくは10,800÷7,800=138.5%)、4は分子と分母が逆です。

復習:企業分析

問68五肢択一・10点計算第14章 証券税制

個人(大口株主等に該当しない)が、上場株式の配当75,000円を受け取った(2026年中の支払)。所得税・復興特別所得税と住民税が源泉徴収(特別徴収)された後の手取額として正しいものはどれか。なお、所得税・復興特別所得税と住民税はそれぞれ円未満を切り捨てるものとする。

156,250円

259,685円

359,764円

460,000円

563,514円

正解と解説を見る

正解:3

所得税・復興特別所得税=75,000円×15.315%=11,486円、住民税=75,000円×5%=3,750円で、手取額は75,000円−11,486円−3,750円=59,764円です。59,685円は大口株主等の税率20.42%を使った場合、60,000円は税率を20%とした場合、63,514円は住民税を差し引かなかった場合の誤りです。

復習:証券税制①所得税・NISA

問69五肢択一・10点計算第14章 証券税制

被相続人の相続人は配偶者と子3人であり、そのうち子1人が相続を放棄した。養子はいない。遺産に係る基礎控除額として正しいものはどれか。

13,600万円

24,800万円

35,000万円

45,400万円

56,000万円

正解と解説を見る

正解:4

相続を放棄した人も放棄がなかったものとして法定相続人の数に含めるので、配偶者1人+子3人=4人です。基礎控除額=3,000万円+600万円×4人=5,400万円となります。4,800万円は放棄した子を除いて3人とした場合の誤りです。

復習:証券税制②相続税・贈与税

問70五肢択一・10点第14章 証券税制

利子所得の課税に関する記述として、正しいものはどれか。

1預貯金の利子は申告分離課税の対象であり、確定申告により上場株式等の譲渡損失と損益通算できる。

2国債など特定公社債の利子は申告分離課税の対象であるが、源泉徴収で課税を済ませる申告不要を選択することもできる。

3私募債など一般公社債の利子は、申告分離課税の対象である。

4同族会社が発行した私募債の利子で、その同族株主等が受けるものは、源泉分離課税で課税関係が終了する。

5特定公社債の利子の源泉徴収税率は所得税・復興特別所得税15.315%のみで、住民税は徴収されない。

正解と解説を見る

正解:2

特定公社債等の利子は申告分離課税で、申告不要も選べるので2が正しいです。預貯金の利子は源泉分離課税で申告できず(1は誤り)、一般公社債等の利子は源泉分離課税(3は誤り)、同族株主等が受ける同族会社の私募債の利子は総合課税(4は誤り)、特定公社債の利子の税率は住民税5%を含む20.315%です(5は誤り)。

復習:証券税制①所得税・NISA

解答一覧と採点

解答一覧を開く(番号を押すと問題へ移動)

採点は、○×の正解数×2点+五肢択一の正解数×10点+「2つ選ぶ」問題の正解した選択肢の数×5点です。210点以上で合格ライン、240点以上なら本番でも余裕を持って合格が狙えます。

間違えた問題の復習先

間違えた問題が多い章から、要点記事を読み直してください。

問題番号 復習する記事
第1章 証券市場の基礎知識 問1・2 証券市場の基礎知識
第2章 金融商品取引法 問3・4・5・6・7・8・51 金融商品取引法①業者規制・外務員制度
金融商品取引法②取引所・自主規制・投資者保護基金
金融商品取引法③インサイダー取引・相場操縦
金融商品取引法④開示制度・5%ルール・TOB
第3章 勧誘・販売に関係する法律 問9・10・11・52 金融サービス提供法と消費者契約法
個人情報保護法・犯罪収益移転防止法
第4章 経済・金融・財政の常識 問12・13・53 経済・金融・財政の常識
第5章 セールス業務 問14・15 セールス業務
第6章 協会定款・諸規則 問16・17・18・19・20・54 協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員
協会規則②広告・株式・外国証券
第7章 取引所定款・諸規則 問21・22・23・55 取引所規則①市場区分・上場・売買立会
取引所規則②受託契約準則・信用取引・決済
第8章 株式業務 問24・25・26・27・28・56・57・58・59 株式業務①売買・注文の受託
株式業務②信用取引と外国株式
株式業務③証券投資計算
第9章 債券業務 問29・30・31・32・33・60・61 債券業務①基礎・発行市場・流通市場
債券業務②転換社債と利回り計算
第10章 投資信託及び投資法人 問34・35・36・37・38・62・63 投資信託①種類と仕組み
投資信託②基準価額・分配金・J-REIT
第11章 付随業務 問39・40 付随業務
第12章 株式会社法概論 問41・42・43・64・65 株式会社法①設立・株式
株式会社法②機関・組織再編
第13章 財務諸表と企業分析 問44・45・66・67 財務諸表
企業分析
第14章 証券税制 問46・47・48・49・68・69・70 証券税制①所得税・NISA
証券税制②相続税・贈与税
第15章 デリバティブ取引 問50 デリバティブ取引②オプション

外務員の次に取る資格

外務員の次に証券アナリスト(CMA)やCFA®を目指す人向けに、資格の違いと選び方を次に目指す資格にまとめています。

参考(2026年9月確認):日本証券業協会「外務員資格試験」「外務員必携」、e-Gov法令検索、金融庁、日本取引所グループ、国税庁ほか。問題は2026年9月時点の法令・制度にもとづく当サイトのオリジナルで、計算問題の数値は説明用の仮定です。