模擬試験

外務員二種 模擬試験 第2回|本番形式70問・解答解説つき

外務員二種 模擬試験 第2回

外務員二種の本番と同じ70問(○×50問・五肢選択20問)を、本番と同じ配点で解ける模擬試験の第2回です。

  • 合格ラインは300点中210点(70%)。本番の余裕を見て240点(8割)を目標にしてください
  • 制限時間は本番と同じ120分(2時間)。解答はメモに書き、最後にまとめて採点します
  • 第1〜3回で外務員必携の各章の主な論点をひと通り網羅しています。3回とも8割を超えれば合格圏です

試験の形式と使い方

項目 内容
問題数 70問(○×50問・五肢選択20問)
配点 300点満点(○×1問2点・五肢選択1問10点。「2つ選ぶ」問題は1つ正解ごとに5点)
制限時間 120分(2時間)
合格ライン 210点以上(70%)
出題範囲 外務員必携 第1〜3巻(信用取引・デリバティブは基礎のみ)

問題は章の順に並べています。各問の「正解と解説を見る」を開くと、正解・解説・復習用の記事へのリンクが出ます。本番の練習にするなら、最後まで解いてからページ下の解答一覧で採点してください。

日本証券業協会は科目ごとの出題数を公表していないため、章ごとの問題数は当サイトが外務員必携の分量と計算問題の出やすさをもとに配分しています。問題はすべて当サイトのオリジナルです。

○×問題(問1〜問50)各2点

次の文章について、正しければ○、誤っていれば×で答えてください。

問1○×・2点第1章 証券市場の基礎知識

証券会社が行う引受けのうち、募集で売れ残った分だけを引き取る方式を買取引受けという。

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正解:×

正しくは、売れ残った分だけを引き取るのは残額引受けです。買取引受けは、発行される証券を引受業者が買い取る方式です。

復習:証券市場の基礎知識

問2○×・2点第1章 証券市場の基礎知識

スチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コードは、いずれも原則を実施するか、実施しない場合にはその理由を説明するかを求めるコンプライ・オア・エクスプレインの手法を採用している。

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正解:○

2つのコードはいずれも法律ではないソフトローで、プリンシプルベース・アプローチとコンプライ・オア・エクスプレインの手法を採っています。

復習:証券市場の基礎知識

問3○×・2点第2章 金融商品取引法

金融商品取引業者は、顧客から注文を受けたときは、あらかじめ自己がその相手方となって売買を行うのか、媒介・取次ぎ・代理として行うのかを明らかにしなければならない。

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正解:○

取引態様の事前明示義務(第37条の2)です。注文を受けたら、仕切り(自己が相手方)か委託(媒介・取次ぎ・代理)かをあらかじめ明らかにします。

復習:金融商品取引法①業者規制・外務員制度

問4○×・2点第2章 金融商品取引法

顧客本人が強く希望した場合には、その顧客の知識・経験・財産の状況に照らして明らかに不適当な商品を勧誘しても、適合性の原則上の問題は生じない。

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正解:×

適合性の原則は、顧客の知識・経験・財産の状況・契約締結の目的に照らして不適当な勧誘を禁じるものです。正しくは、本人が希望した場合でも、明らかに不適当な商品を勧誘すれば問題になります。

復習:金融商品取引法①業者規制・外務員制度

問5○×・2点第2章 金融商品取引法

私設取引システム(PTS)を運営するには、金融商品取引所の開設と同様に内閣総理大臣の免許を受けなければならない。

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正解:×

正しくは、PTSは第一種金融商品取引業者が内閣総理大臣の認可を受けて業務の一つとして運営するものです。免許が必要なのは金融商品取引所の開設です。

復習:金融商品取引法②取引所・自主規制・投資者保護基金

問6○×・2点第2章 金融商品取引法

投資者保護基金は、証券会社の破綻などにより返還が困難となった一般顧客の資産について、顧客1人あたり1,000万円を上限に補償する。

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正解:○

投資者保護基金の補償限度額は顧客1人あたり1,000万円です。相場の値下がりによる損失は補償の対象外です。

復習:金融商品取引法②取引所・自主規制・投資者保護基金

問7○×・2点第2章 金融商品取引法

取引が繁盛に行われていると他人に誤解させる目的で、権利の移転を目的としない仮装の売買を行うことは、相場操縦として禁止されている。

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正解:○

仮装売買は相場操縦の一類型として第159条で禁止されており、その委託や受託も禁止されています。

復習:金融商品取引法③インサイダー取引・相場操縦

問8○×・2点第2章 金融商品取引法

2026年9月現在、発行価額の総額が5億円未満の募集については、有価証券届出書の提出が不要である。

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正解:×

2026年9月現在の基準は1億円で、正しくは発行価額の総額が1億円以上の募集には原則として届出が必要です。基準を5億円未満に引き上げる改正法は成立していますが、施行前です。

復習:金融商品取引法④開示制度・5%ルール・TOB

問9○×・2点第3章 勧誘・販売に関係する法律

金融サービス提供法上、商品関連市場デリバティブ取引については、顧客から重要事項の説明を要しない旨の意思表明があっても、説明を省略することはできない。

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正解:○

顧客の意思表明があれば原則として説明は不要になりますが、商品関連市場デリバティブ取引とその取次ぎは例外で、説明を省略できません。

復習:金融サービス提供法と消費者契約法

問10○×・2点第3章 勧誘・販売に関係する法律

個人データの取扱いを外部の業者に委託して個人データを渡すことは、第三者提供に当たるため、あらかじめ本人の同意を得なければならない。

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正解:×

委託、合併などの事業承継、共同利用は第三者提供に当たりません。正しくは本人の同意は不要ですが、委託元には委託先を監督する義務があります。

復習:個人情報保護法・犯罪収益移転防止法

問11○×・2点第3章 勧誘・販売に関係する法律

過去に取引時確認を行い確認記録を保存している顧客との取引であっても、特定取引を行うたびに改めて取引時確認を行わなければならない。

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正解:×

正しくは、確認記録を保存している顧客とは、確認記録の本人と同一であることを確かめれば改めて取引時確認をする必要はありません。ただし、なりすましの疑いがあるなどハイリスク取引に当たる場合は改めて確認が必要です。

復習:個人情報保護法・犯罪収益移転防止法

問12○×・2点計算第4章 経済・金融・財政の常識

日銀短観で「良い」25%、「さほど良くない」55%、「悪い」20%という回答結果であった場合、業況判断DIはプラス5%ポイントである。

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正解:○

業況判断DI=「良い」の割合−「悪い」の割合=25−20=+5%ポイントです。「さほど良くない」は計算に使いません。

復習:経済・金融・財政の常識

問13○×・2点第4章 経済・金融・財政の常識

特例国債(赤字国債)は、財政法第4条ただし書に基づいて発行されるため、特例法の制定を必要としない。

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正解:×

財政法第4条ただし書が根拠なのは、公共事業費などの財源となる建設国債です。正しくは、特例国債は財政法では認められていないため、特例法を制定して発行します。

復習:経済・金融・財政の常識

問14○×・2点第5章 セールス業務

IOSCOの行為規範原則では、利益相反を回避するよう努め、回避できない場合でも顧客を公正に取り扱うこととされている。

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正解:○

利益相反の原則は、まず利益相反の回避に努め、回避できない場合でも顧客を公正に取り扱うという内容です。自社の利益を優先してよいという意味ではありません。

復習:セールス業務

問15○×・2点第5章 セールス業務

金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択した金融事業者は、一部の原則を実施しない場合でも、その理由を説明する必要はない。

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正解:×

この原則はプリンシプルベースで、採択した事業者は、実施しない原則があればその理由を説明する必要があります(コンプライ・オア・エクスプレイン)。

復習:セールス業務

問16○×・2点第6章 協会定款・諸規則

日本証券業協会は、金融商品取引法に基づき内閣総理大臣から委任を受けて外務員の登録事務を行っている。

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正解:○

正しいです。外務員の登録事務は、金融商品取引法に基づき内閣総理大臣から協会に委任されています。協会は外務員資格試験も実施しています。

復習:協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員

問17○×・2点第6章 協会定款・諸規則

協会員は、信用取引や新株予約権証券の取引について、顧客の投資経験や預り資産などを基準とする取引開始基準を定めなければならない。

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正解:○

正しいです。信用取引、新株予約権証券、有価証券関連デリバティブ取引等、店頭取扱有価証券、株主コミュニティ銘柄などの取引は、取引開始基準を定めるべき取引です。

復習:協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員

問18○×・2点第6章 協会定款・諸規則

二種外務員は、顧客に対して信用取引の勧誘を行うことができる。

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正解:×

誤りです。正しくは、二種外務員は信用取引やデリバティブ取引などリスクの高い取引の職務を行えません。信用取引を含むすべての有価証券に係る職務を行えるのは一種外務員です。

復習:協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員

問19○×・2点第6章 協会定款・諸規則

協会規則上、見込み顧客の情報は「顧客に関する情報」に含まれないため、漏えいしても規則違反とはならない。

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正解:×

誤りです。正しくは、漏えいが禁止される顧客に関する情報には見込み顧客の情報も含まれます(公知の情報を除く)。他の協会員の顧客情報を不正に取得・使用することも禁止されています。

復習:協会規則②広告・株式・外国証券

問20○×・2点第6章 協会定款・諸規則

株主総会の特別決議を経て発行する第三者割当増資には、払込金額を決議直前日の価額の0.9倍以上とする協会の指針は適用されない。

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正解:○

正しいです。会社法に基づき株主総会の特別決議を経て発行する場合は、指針の適用を受けません。特別決議を経ない場合は、原則として決議直前日の価額に0.9を乗じた額以上とします。

復習:協会規則②広告・株式・外国証券

問21○×・2点第7章 取引所定款・諸規則

東証グロース市場の新規上場基準(形式要件)では、株主数800人以上が求められる。

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正解:×

誤りです。正しくは、グロース市場の株主数基準は150人以上です。800人以上はプライム市場、400人以上はスタンダード市場の基準です。

復習:取引所規則①市場区分・上場・売買立会

問22○×・2点第7章 取引所定款・諸規則

当日決済取引は、すべての投資者が自由に利用でき、売買成立の日の翌日に決済される。

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正解:×

誤りです。正しくは、当日決済取引は同一取引参加者間のクロス取引のみが対象で、決済は売買成立の当日です。売買の99%超は普通取引です。

復習:取引所規則①市場区分・上場・売買立会

問23○×・2点第7章 取引所定款・諸規則

信用取引の委託保証金は、売買成立の日から起算して3日目の日の正午までの、証券会社が指定する日時までに差し入れる。

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正解:○

正しいです。起算日を1日目と数えるので、休日がなければ月曜の約定は水曜の正午までです。「翌日から起算して」とする記述は誤りになります。

復習:取引所規則②受託契約準則・信用取引・決済

問24○×・2点第8章 株式業務

1,000円の指値売り注文は、株価が990円であっても約定することがある。

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正解:×

誤りです。指値の売り注文は「指定した値段以上なら売る」注文なので、正しくは990円では約定しません。

復習:株式業務①売買・注文の受託

問25○×・2点第8章 株式業務

株式の受渡金額の計算において、消費税は約定代金ではなく委託手数料に対してかかる。

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正解:○

正しいです。消費税は委託手数料に10%かかり、約定代金にはかかりません。

復習:株式業務③証券投資計算

問26○×・2点第8章 株式業務

株式累積投資(るいとう)の1銘柄当たりの払込金額は、月1万円以上200万円未満である。

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正解:○

正しいです。2025年1月1日から上限が100万円未満から200万円未満に引き上げられました。

復習:株式業務①売買・注文の受託

問27○×・2点第8章 株式業務

一般信用取引では、返済期限などを顧客と証券会社の間で決めるため、委託保証金の差入れは不要である。

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正解:×

誤りです。正しくは、一般信用取引でも委託保証金率30%以上・最低30万円は制度信用取引と同じです。

復習:株式業務②信用取引と外国株式

問28○×・2点第8章 株式業務

外国株式は、現地通貨建ての株価が変わらなくても、円高になれば円での評価額は下がる。

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正解:○

正しいです。これが為替変動リスクで、外国株式の勧誘時に説明すべき代表的なリスクです。

復習:株式業務②信用取引と外国株式

問29○×・2点第9章 債券業務

政府保証債は、政府関係機関が発行し、元利金の支払いについて政府が保証する債券である。

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正解:○

記述のとおりです。これに対し、財投機関債は政府の保証がなく、機関自身の信用力で発行されます。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問30○×・2点第9章 債券業務

個人向け国債は、原則として発行後2年を経過しなければ中途換金することができない。

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正解:×

個人向け国債は発行後1年を経過すれば、いつでも国の買取りによる中途換金ができます。保有者の死亡・災害時は1年以内でも可能です。正しくは「1年」です。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問31○×・2点第9章 債券業務

約定日から受渡日までの期間が1か月以上の先日付で行う債券の取引を、着地取引という。

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正解:○

記述のとおりです。約定日から1か月以上先の日を受渡日とする取引が着地取引です。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問32○×・2点第9章 債券業務

他の条件が同じであれば、残存期間が長い債券ほど、市場金利の変化に対する価格変動は大きい。

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正解:○

記述のとおりです。残存期間が長いほど、また利率が低いほど、同じ金利変化に対する価格変動は大きくなります。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問33○×・2点第9章 債券業務

利付債の経過利子の計算期間は、前回利払日から受渡日までの両端を含めた日数(両端入れ)で計算する。

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正解:×

経過利子の経過日数は、前回利払日の翌日から受渡日までの片端入れで数え、1年を365日として日割りします。正しくは「片端入れ」です。

復習:債券業務②転換社債と利回り計算

問34○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

委託者非指図型投資信託は、主として有価証券に対する投資として運用することができない。

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正解:○

委託者非指図型投資信託は、主として有価証券に投資することが認められていません。そのため証券投資信託は委託者指図型に限られます。

復習:投資信託①種類と仕組み

問35○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

単位型投資信託は、運用開始後も基準価額で随時購入することができる。

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正解:×

単位型(ユニット型)投資信託は募集期間中にだけ購入できます。正しくは「募集期間中のみ購入できる」です。運用開始後も基準価額で購入できるのは追加型(オープン型)です。

復習:投資信託①種類と仕組み

問36○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

銀行などの登録金融機関で投資信託を販売するときは、預金ではないこと、元本保証がないこと、預金保険の対象ではないことなどを説明する必要がある。

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正解:○

銀行などで投資信託を販売する際は、顧客が預金と誤認しないよう、預金ではないこと、元本保証がないこと、預金保険の対象外であることなどを説明します。

復習:投資信託②基準価額・分配金・J-REIT

問37○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

投資信託約款の重大な変更を行う場合、書面決議の日の2週間前までに、知れている受益者に対して通知を発しなければならない。

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正解:○

約款の重大な変更に係る書面決議では、決議の日の2週間前までに知れている受益者に通知します(投信法17条)。決議は議決権の3分の2以上の多数で行います。

復習:投資信託①種類と仕組み

問38○×・2点第10章 投資信託及び投資法人

ETFは、販売会社を通じて基準価額で購入するのが一般的であり、取引所で指値注文を出すことはできない。

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正解:×

ETFは金融商品取引所に上場しており、上場株式と同じく取引時間中の市場価格で売買します。正しくは「取引所で指値注文や成行注文を出すことができる」です。信用取引の対象にもなります。

復習:投資信託①種類と仕組み

問39○×・2点第11章 付随業務

第二種金融商品取引業のみを行う者が他の業務を兼業するには、内閣総理大臣の承認を受けなければならない。

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正解:×

付随・届出・承認の区分(第35条)の対象は第一種金融商品取引業又は投資運用業を行う者です。正しくは、第二種金融商品取引業や投資助言・代理業のみを行う者は他の業務を兼業できます(第35条の2)。

復習:付随業務

問40○×・2点第11章 付随業務

累積投資契約では、払込金などにより生じた預り金を累積投資預り金として、他の預り金と区分して経理することが求められる。

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正解:○

累積投資契約は付随業務で、内閣府令により、払込金などで生じた預り金を累積投資預り金として区分経理すること、共同で買い付けた有価証券を分別管理することなどを契約で定めます。

復習:付随業務

問41○×・2点第12章 株式会社法概論

株式会社が保有する自己株式については、議決権を行使することができない。

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正解:○

正しい記述です。自己株式には議決権がなく、剰余金の配当も受けられません。保有期間や保有数量の制限はありません。

復習:株式会社法①設立・株式

問42○×・2点第12章 株式会社法概論

株式会社は、剰余金の配当を1事業年度に1回に限り行うことができる。

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正解:×

誤りです。正しくは、剰余金の配当は原則として株主総会の普通決議で、回数の制限なくいつでも行えます。取締役会設置会社が定款の定めにより取締役会決議で行う中間配当は、1事業年度の途中で1回に限られます。

復習:株式会社法②機関・組織再編

問43○×・2点第12章 株式会社法概論

会計参与は、取締役から独立した立場で計算書類の監査を行う機関である。

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正解:×

誤りです。正しくは、会計参与は取締役と共同して計算書類を作成する機関です。計算書類の会計監査を行うのは会計監査人です。

復習:株式会社法②機関・組織再編

問44○×・2点第13章 財務諸表と企業分析

経常利益は、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いて求める。

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正解:○

正しい記述です。経常利益に特別利益を加え特別損失を差し引くと、税引前当期純利益になります。

復習:財務諸表

問45○×・2点第13章 財務諸表と企業分析

固定比率は、数値が高いほど財務の安全性が高いと判断される。

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正解:×

誤りです。正しくは、固定比率(固定資産÷自己資本×100)は低いほど安全で、100%以下が理想とされます。固定資産は返済不要の自己資本でまかなうのが望ましいという考え方です。

復習:企業分析

問46○×・2点第14章 証券税制

現行のNISAでは、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)を併用でき、年間の投資上限額は合計360万円である。

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正解:○

正しいです。2つの枠は同じ年に併用でき、年間最大360万円まで投資できます。生涯の非課税保有限度額は1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円までです。

復習:証券税制①所得税・NISA

問47○×・2点第14章 証券税制

NISA口座で生じた譲渡損失は、同じ年に特定口座で生じた譲渡益と損益通算することができる。

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正解:×

誤りです。正しくは、NISA口座で生じた損失は税務上ないものとされ、他の口座の利益との損益通算も繰越控除もできません。

復習:証券税制①所得税・NISA

問48○×・2点第14章 証券税制

相続税の基礎控除額の計算上、被相続人に実子がいる場合、法定相続人の数に含めることができる養子は2人までである。

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正解:×

誤りです。正しくは、実子がいる場合は養子1人まで、実子がいない場合は養子2人までを法定相続人の数に含めます。

復習:証券税制②相続税・贈与税

問49○×・2点第14章 証券税制

贈与税の申告・納付は、贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までに行う。

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正解:○

正しいです。贈与税は個人から財産をもらった個人にかかる国税で、翌年2月1日から3月15日までに申告・納付します。暦年課税で基礎控除(110万円)以下の贈与なら申告は不要です。

復習:証券税制②相続税・贈与税

問50○×・2点第15章 デリバティブ取引

先物取引の買い手は、決済時に相場が不利になっていれば、権利を放棄して損失を回避することができる。

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正解:×

誤りです。先物取引は将来の一定日にあらかじめ決めた価格で売買する約束(義務)であり、買い手も売り手も相場が不利でも権利放棄はできません。正しくは、権利を放棄して損失をプレミアムに限定できるのは、オプションの買い手です。

復習:デリバティブ取引①先物・スワップ

五肢選択問題(問51〜問70)各10点

選択肢1〜5から答えを選んでください。「2つ選ぶ」と表示された問題は正解が2つあり、1つ正解するごとに5点です。

問51五肢択一・10点第2章 金融商品取引法

インサイダー取引規制に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1会社関係者でなくなった後6か月以内の者は、会社関係者と同様に規制の対象となるが、6か月を経過すれば対象外となる。

2第一次情報受領者からさらに重要事実の伝達を受けた第二次情報受領者も、原則として規制の対象となる。

3重要事実が上場している取引所に通知され、TDnetで公衆の縦覧に供された時点で、その重要事実は公表されたことになる。

4上場会社の代表者等が重要事実を1つの報道機関に公開し、12時間が経過すれば公表されたことになる。

5上場会社のアルバイトや派遣社員は役員等に含まれないため、職務に関し重要事実を知っても規制の対象とならない。

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正解:3

取引所に通知しTDnetで公衆縦覧に供された時点で公表となります。1は元会社関係者の規制期間が1年以内のため誤り(6か月は公開買付者等関係者)、2は規制対象は原則として第一次情報受領者までのため誤りです。4は2以上の報道機関への公開が必要、5はアルバイト・派遣社員も役員等(従業者)に含まれるため誤りです。

復習:金融商品取引法③インサイダー取引・相場操縦

問52五肢択一・10点計算第3章 勧誘・販売に関係する法律

顧客が投資信託を500万円で購入し、保有期間中に分配金を合計30万円受け取った後、全部を解約して解約代金410万円を受け取った。金融サービス提供法上、顧客の損害の額と推定される元本欠損額として正しいものはどれか。本問では、手数料・税金は考えないものとする。

130万円

260万円

390万円

4120万円

5440万円

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正解:2

元本欠損額=顧客が支払った金銭等−顧客が取得した金銭等です。取得した金銭等=分配金30万円+解約代金410万円=440万円なので、500万円−440万円=60万円となり、2が正しいです。90万円は分配金を差し引き忘れた誤り、120万円は分配金を逆に加えた誤り、440万円は取得した金銭等の合計です。

復習:金融サービス提供法と消費者契約法

問53五肢択一・10点第4章 経済・金融・財政の常識

金融市場とマネーストックに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1コール市場は、事業法人も参加できるオープン市場である。

2CP市場は、金融機関だけが参加できるインターバンク市場である。

3マネーストック統計のM2とM3は、含まれる預金の種類は同じで、対象となる金融機関の範囲が異なる。

4マネーストックとは、日本銀行券発行高、貨幣流通高及び日銀当座預金の合計である。

5短期金融市場とは、期間5年以内の資金を取引する市場をいう。

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正解:3

M2とM3は預金の種類が同じで、M2は国内銀行等、M3はゆうちょ銀行などを含む全預金取扱機関が対象なので、3が正しいです。1のコール市場はインターバンク市場、2のCP市場はオープン市場です。4はマネタリーベースの説明で、5の短期金融市場は期間1年以内の市場です。

復習:経済・金融・財政の常識

問54五肢択一・10点計算第6章 協会定款・諸規則

新規公開株の引受けで、ある証券会社の個人顧客への配分予定数量が80,000株である。協会規則に基づき、抽選により配分先を決定しなければならない数量の最低限として正しいものはどれか。
本問では、需要不足などの例外には該当しないものとする。

1800株

24,000株

38,000株

416,000株

524,000株

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正解:3

抽選配分は個人顧客への配分予定数量の10%以上なので、80,000株×10%=8,000株です。800株は1%、4,000株は5%、16,000株は20%、24,000株は30%で計算した誤りです。

復習:協会規則②広告・株式・外国証券

問55五肢択一・10点計算第7章 取引所定款・諸規則

前日の終値(基準値段)が1,280円の東証上場銘柄について、当日の制限値幅の上限(ストップ高の値段)として正しいものはどれか。
本問では、制限値幅の拡大などの措置はとられていないものとする。

11,408円

21,430円

31,580円

41,680円

51,780円

正解と解説を見る

正解:3

基準値段1,280円は「1,000円以上1,500円未満」の区分で制限値幅は300円なので、上限は1,280+300=1,580円です。1,430円は150円幅、1,680円は400円幅、1,780円は500円幅を用いた誤りで、1,408円は10%を加えた誤りです。

復習:取引所規則①市場区分・上場・売買立会

問56五肢択一・10点計算第8章 株式業務

株価2,500円、1株当たり年間配当金50円、1株当たり当期純利益200円の銘柄について、配当利回りと配当性向の組合せとして正しいものはどれか。

1配当利回り 2.0%、配当性向 25.0%

2配当利回り 25.0%、配当性向 2.0%

3配当利回り 8.0%、配当性向 25.0%

4配当利回り 2.0%、配当性向 8.0%

5配当利回り 4.0%、配当性向 25.0%

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正解:1

配当利回り=年間配当金÷株価=50÷2,500=2.0%、配当性向=配当金÷EPS=50÷200=25.0%です。2は2つを取り違えた誤り、8.0%はEPS÷株価(株式益回り)を使った誤りです。

復習:株式業務③証券投資計算

問57五肢択一・10点計算第8章 株式業務

信用取引の委託保証金として現金75万円を差し入れた顧客が、新たに建てることができる約定価額の上限として正しいものはどれか。委託保証金率は30%とする。

1225,000円

2750,000円

32,250,000円

42,500,000円

53,750,000円

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正解:4

必要な委託保証金=約定価額×30%なので、上限=750,000円÷0.3=2,500,000円です。225,000円は30%を掛けた誤り、2,250,000円は3倍とした誤り、3,750,000円は維持率20%で割った誤りです。

復習:株式業務②信用取引と外国株式

問58五肢択一・10点第8章 株式業務

株式の発行・少額投資の仕組みに関する記述として、正しいものはどれか。

1新規公開株式の公開価格は、上場日の取引所の板寄せで決定される。

2ブックビルディング方式では、仮条件(価格の幅)を示して投資者の需要を積み上げたうえで公開価格を決める。

3株式ミニ投資では、投資者が売買単位の株式を毎月一定額ずつ買い付ける。

4単元未満株式は、取引所で通常の注文により売買することができる。

5株主割当増資の新株を発行前に売買する発行日決済取引は、約定日から起算して3日目に決済される。

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正解:2

2が正しいです。公開価格は引受証券会社が決め、板寄せで決まるのは初値なので1は誤りです。毎月一定額を買うのは株式累積投資で3も誤り、単元未満株式は取引所で売買できないので4も誤りです。発行日決済取引は売買期間終了後の同じ日に一律に決済するので5も誤りです。

復習:株式業務①売買・注文の受託

問592つ選ぶ・各5点第8章 株式業務

外国株式の取引に関する記述として、正しいものを2つ選べ。

1顧客と外国証券の取引を行うには、外国証券取引口座約款を交付し、口座設定の申込みを受ける必要がある。

2外国取引は、すべて東京証券取引所の立会時間に行われる。

3国内店頭取引では、証券会社が顧客の相手方となって相対で売買する。

4外国株式の取引では、国内の証券会社の手数料以外に費用がかかることはない。

5外国株式の配当は、現地で課税されることはない。

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正解:1・3

1と3が正しいです。外国取引は現地市場の取引時間・売買単位に従うので2は誤りです。外国取引では現地の手数料・税などがかかることがあるので4も誤り、配当は現地で源泉徴収されたうえで国内でも課税されることがあるので5も誤りです。

復習:株式業務②信用取引と外国株式

問60五肢択一・10点計算第9章 債券業務

転換価額2,000円の転換社債型新株予約権付社債(CB)について、株価が2,300円、CBの時価が121.00円(額面100円あたり)であるとき、パリティと乖離率の組合せとして正しいものはどれか。なお、いずれも小数点以下第3位を四捨五入するものとする。

1パリティ 115.00円 乖離率 5.22%

2パリティ 115.00円 乖離率 4.96%

3パリティ 86.96円 乖離率 39.15%

4パリティ 115.00円 乖離率 −5.22%

5パリティ 121.00円 乖離率 5.22%

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正解:1

パリティ=2,300÷2,000×100=115.00円、乖離率=(121.00−115.00)÷115.00×100=5.217…→5.22%です。2は乖離率の分母をCB価格にした誤り、3は株価と転換価額を逆にした誤り、4は符号の誤り、5はCB価格をパリティとした誤りです。

復習:債券業務②転換社債と利回り計算

問61五肢択一・10点第9章 債券業務

外国債に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1円建外債(サムライ債)とは、日本の発行体が日本国外で発行する円建ての債券である。

2ユーロ円債とは、日本国内の市場で外国の発行体が発行する外貨建ての債券である。

3外貨建外債(ショーグン債)とは、外国の発行体が日本国内で発行する外貨建ての債券である。

4デュアル・カレンシー債とは、払込みと償還が円貨で、利払いが外貨で行われる債券である。

5デュアル・カレンシー債は、すべての受払いが円貨で行われるため、為替変動リスクはない。

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正解:3

ショーグン債は外国の発行体が日本国内で発行する外貨建ての債券です。1のサムライ債は外国の発行体が日本国内で発行する円建て債、2のユーロ円債は日本国外の市場で発行される円建て債、4はリバース・デュアル・カレンシー債の説明、5はデュアル・カレンシー債は償還が外貨のため為替変動リスクがあり、いずれも誤りです。

復習:債券業務①基礎・発行市場・流通市場

問62五肢択一・10点計算第10章 投資信託及び投資法人

追加型株式投資信託の受益者について、次の条件のとき、1万口あたりの普通分配金、元本払戻金(特別分配金)、分配後の個別元本の組合せとして正しいものはどれか。
・受益者の個別元本:9,800円(1万口あたり)
・決算日の分配前の基準価額:10,050円(1万口あたり)
・分配金:300円(1万口あたり)

1普通分配金 300円、元本払戻金 0円、分配後の個別元本 9,800円

2普通分配金 50円、元本払戻金 250円、分配後の個別元本 9,550円

3普通分配金 250円、元本払戻金 50円、分配後の個別元本 9,800円

4普通分配金 0円、元本払戻金 300円、分配後の個別元本 9,500円

5普通分配金 250円、元本払戻金 50円、分配後の個別元本 9,750円

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正解:5

分配後の基準価額は10,050−300=9,750円で、個別元本9,800円を下回ります。下回った9,800−9,750=50円が元本払戻金(非課税)、300−50=250円が普通分配金(課税)です。個別元本は元本払戻金の分だけ減り9,750円になります。3は個別元本を減額し忘れた誤りです。1は分配後の基準価額と個別元本を比較せず全額を普通分配金とした誤り、2は普通分配金と元本払戻金を逆にした誤り、4は分配金全額を元本払戻金とした誤りです。

復習:投資信託②基準価額・分配金・J-REIT

問632つ選ぶ・各5点第10章 投資信託及び投資法人

投資信託に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1MRFは、証券総合口座の決済用資金の受け皿として利用される。

2MRFは、元本が保証された公社債投資信託である。

3国内の公募MMFは2016年にすべて償還され、MMFという制度自体も廃止された。

4オープンエンド型は受益者の解約(払戻し)請求に応じ、クローズドエンド型は払戻しをせず市場での売却により換金する。

5公募とは、100名以上の一般投資家を相手方として勧誘するものをいう。

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正解:1・4

1と4が正しい記述です。2は誤りで、MRFに元本保証はありません。3は誤りで、国内公募MMFは2016年のマイナス金利導入を受けて償還されましたが、制度が廃止されたわけではありません。5は誤りで、公募は50名以上への勧誘です。

復習:投資信託①種類と仕組み

問64五肢択一・10点第12章 株式会社法概論

組織再編に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1吸収分割は、事業に関して有する権利義務の全部または一部を、既存の他の会社に承継させる手法である。

2株式移転は、既存の他の会社に発行済株式の全部を取得させ、完全親子会社関係をつくる手法である。

3新設合併では、合併する会社のうち1社が存続し、他の会社は消滅する。

4株式交付は、他の会社を完全子会社とする場合に限って利用できる。

5組織再編の無効は、効力発生日から1年以内であれば、訴え以外の方法でも主張できる。

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正解:1

正解は1です。2は株式交換の説明で、株式移転は新設する会社に取得させます。3の新設合併は全社が消滅して新会社が承継し、1社が存続するのは吸収合併です。4の株式交付は完全子会社化を要しません。5の無効は効力発生日から6か月以内に訴えでのみ主張できます。

復習:株式会社法②機関・組織再編

問652つ選ぶ・各5点第12章 株式会社法概論

株主の権利に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1議決権は会社の経営に参加する権利であり、共益権に分類される。

2剰余金配当請求権と残余財産分配請求権の両方を全部与えない旨の定款の定めも有効である。

3株主代表訴訟の提起権は、総株主の議決権の1%以上を有する株主だけが行使できる少数株主権である。

4会社は、株主の権利の行使に関し、何人に対しても財産上の利益を供与してはならない。

5株主平等の原則により、会社は持株数にかかわらず、すべての株主に同額の配当をしなければならない。

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正解:1・4

正解は1と4です。2の両方を全部与えない定款の定めは無効です。3の株主代表訴訟は単独株主権です(公開会社では6か月の保有期間が必要)。5の株主平等の原則は株式の内容と数に応じた平等なので、持株数に比例した配当は原則どおりです。

復習:株式会社法①設立・株式

問66五肢択一・10点第13章 財務諸表と企業分析

キャッシュ・フロー計算書において、投資活動によるキャッシュ・フローの区分に表示されるものはどれか。

1長期借入金の返済による支出

2配当金の支払額

3自己株式の取得による支出

4社債の発行による収入

5有形固定資産の取得による支出

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正解:5

正解は5です。設備投資(固定資産の取得・売却)は投資活動です。借入金の返済、配当金の支払い、自己株式の取得、社債の発行は、いずれも財務活動によるキャッシュ・フローに表示します。

復習:財務諸表

問67五肢択一・10点計算第13章 財務諸表と企業分析

次の資料から計算したROEとROA(経常利益ベース)の組合せとして正しいものはどれか。なお、資本は期末の数値を用い、%の小数点以下第2位を四捨五入する。
売上高 15,000/経常利益 1,320/当期純利益 840
総資本 12,000/自己資本 5,600

1ROE 7.0%、ROA 11.0%

2ROE 15.0%、ROA 8.8%

3ROE 23.6%、ROA 11.0%

4ROE 15.0%、ROA 11.0%

5ROE 5.6%、ROA 8.8%

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正解:4

正解は4です。ROE=840÷5,600=15.0%、ROA(経常利益ベース)=1,320÷12,000=11.0%です。1はROEの分母に総資本を使った誤り、2はROAの分母に売上高を使った誤り、5はROE・ROAとも売上高で割った誤り(売上高利益率)、3はROEの分子に経常利益を使った誤りです。

復習:企業分析

問68五肢択一・10点計算第14章 証券税制

特定口座(源泉徴収あり)で、F社株式を600株、1株3,000円で購入し、その後400株を1株3,500円で買い増した。このうち500株を1株3,700円で売却した(2026年中)。手数料は考えないものとし、所得税・復興特別所得税と住民税はそれぞれ円未満を切り捨てる。源泉徴収される所得税・復興特別所得税・住民税の合計額として正しいものはどれか。

120,315円

238,287円

350,000円

450,787円

571,102円

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正解:4

取得単価は総平均法に準ずる方法で、(3,000円×600株+3,500円×400株)÷1,000株=3,200円です。譲渡所得等=(3,700円−3,200円)×500株=250,000円、所得税等=250,000円×15.315%=38,287円、住民税=12,500円で合計50,787円です。71,102円は最初の購入単価、20,315円は最後の購入単価を使った場合、50,000円は税率を20%とした場合、38,287円は住民税を含めなかった場合の誤りです。

復習:証券税制①所得税・NISA

問69五肢択一・10点計算第14章 証券税制

2026年1月1日時点で17歳の子が、父から現金600万円の贈与を受けた。この年に他の贈与はなく、暦年課税を適用する。贈与税額として正しいものはどれか。
(参考)基礎控除後の課税価格が400万円超600万円以下の場合の税率・控除額
一般税率:30%・65万円
特例税率:20%・30万円

149万円

268万円

382万円

4115万円

5147万円

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正解:3

特例税率は贈与の年の1月1日に18歳以上の者が直系尊属から受けた贈与に適用されるため、17歳の子は一般税率です。基礎控除後の課税価格600万円−110万円=490万円に対し、490万円×30%−65万円=82万円となります。68万円は特例税率を使った場合、115万円は基礎控除を差し引かなかった場合、147万円は控除額を差し引かなかった場合の誤りです。

復習:証券税制②相続税・贈与税

問70五肢択一・10点第14章 証券税制

大口株主等に該当しない個人が受け取る上場株式等の配当の課税に関する記述として、誤っているものはどれか。

1総合課税・申告分離課税・申告不要のいずれかを選択できる。

21回に支払を受ける配当の金額にかかわらず、申告不要を選択できる。

3申告分離課税を選ぶ場合、その年の上場株式等の配当のうち一部だけを申告分離課税とし、残りを総合課税とすることができる。

4配当控除の適用を受けられるのは、総合課税を選択した場合である。

5申告分離課税を選択した配当は、上場株式等の譲渡損失と損益通算できる。

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正解:3

申告分離課税を選ぶときは、その年に申告する上場株式等の配当はすべて申告分離課税にしなければならず、総合課税との混在はできないので3が誤りです。申告不要は1回に支払を受ける配当ごとに選択でき、一般の株主の上場株式等の配当は金額にかかわらず申告不要にできます。その他の記述は正しい内容です。

復習:証券税制①所得税・NISA

解答一覧と採点

解答一覧を開く(番号を押すと問題へ移動)

採点は、○×の正解数×2点+五肢択一の正解数×10点+「2つ選ぶ」問題の正解した選択肢の数×5点です。210点以上で合格ライン、240点以上なら本番でも余裕を持って合格が狙えます。

間違えた問題の復習先

間違えた問題が多い章から、要点記事を読み直してください。

問題番号 復習する記事
第1章 証券市場の基礎知識 問1・2 証券市場の基礎知識
第2章 金融商品取引法 問3・4・5・6・7・8・51 金融商品取引法①業者規制・外務員制度
金融商品取引法②取引所・自主規制・投資者保護基金
金融商品取引法③インサイダー取引・相場操縦
金融商品取引法④開示制度・5%ルール・TOB
第3章 勧誘・販売に関係する法律 問9・10・11・52 金融サービス提供法と消費者契約法
個人情報保護法・犯罪収益移転防止法
第4章 経済・金融・財政の常識 問12・13・53 経済・金融・財政の常識
第5章 セールス業務 問14・15 セールス業務
第6章 協会定款・諸規則 問16・17・18・19・20・54 協会規則①投資勧誘・顧客管理・外務員
協会規則②広告・株式・外国証券
第7章 取引所定款・諸規則 問21・22・23・55 取引所規則①市場区分・上場・売買立会
取引所規則②受託契約準則・信用取引・決済
第8章 株式業務 問24・25・26・27・28・56・57・58・59 株式業務①売買・注文の受託
株式業務③証券投資計算
株式業務②信用取引と外国株式
第9章 債券業務 問29・30・31・32・33・60・61 債券業務①基礎・発行市場・流通市場
債券業務②転換社債と利回り計算
第10章 投資信託及び投資法人 問34・35・36・37・38・62・63 投資信託①種類と仕組み
投資信託②基準価額・分配金・J-REIT
第11章 付随業務 問39・40 付随業務
第12章 株式会社法概論 問41・42・43・64・65 株式会社法①設立・株式
株式会社法②機関・組織再編
第13章 財務諸表と企業分析 問44・45・66・67 財務諸表
企業分析
第14章 証券税制 問46・47・48・49・68・69・70 証券税制①所得税・NISA
証券税制②相続税・贈与税
第15章 デリバティブ取引 問50 デリバティブ取引①先物・スワップ

外務員の次に取る資格

外務員の次に証券アナリスト(CMA)やCFA®を目指す人向けに、資格の違いと選び方を次に目指す資格にまとめています。

参考(2026年9月確認):日本証券業協会「外務員資格試験」「外務員必携」、e-Gov法令検索、金融庁、日本取引所グループ、国税庁ほか。問題は2026年9月時点の法令・制度にもとづく当サイトのオリジナルで、計算問題の数値は説明用の仮定です。